TOKIOの魅力はONE PIECEと同質なもの、という話

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最近では立ち入り厳禁な「第二海堡」にですら、生態系の調査ならばと国土交通省のお墨付きをもらえてしまうという偉業を成し遂げたアイドルグループ......というより最近では「万能パワーチーム」的な見方をされているTOKIO。彼らに出来ないものは何もなく、何でも素材から作り上げてしまうという、ある意味現代の創造主的な存在で、正直今までの日本の芸能界には無かったタイプのグループとして注目を集めている。

その魅力の分析の一つではあるけど、なるほど感を覚えたのがこれ。見てて楽しいってのが一番大きなポイント。そして単に面白い、楽しそうなだけでなく、その情景に引き付けられ、自分も加わりたいという想いを起こさせること。これが普通の芸能グループとの大きな違い。

何ていうのかな。テレビの向こうにいる存在には違いないんだけど、他の芸能人とかは手が届かない、別世界の存在なんだよね。あくまでも画面の向こう。でもTOKIO達の行動を見ていると、あまりにもの楽しさから、自分もつい手を出したく、差し伸べたくなってくる。リアリティあふれるわくわく感があるっていうのかな。そしてその代弁を、番組内の周囲の人たちがしてくれるので、自分自身も一体感を得られるようになる。そのあたりの切り口は、まさに「ONE PIECE」的な感じ。あるいは......そうだな、文化祭前の準備を毎日やっているような?(某「ビューティフル・ドリーマー」ってのは例えとして少々古いみたいなので、ここではパス)。

ただ、それを成し遂げるにはそれなりの蓄積と個性と技能が必要。このスタイルが受けるからといって、他の芸能人がやっても、同じような成功を得られるとは限らない。その点には注意をしなきゃ、ね。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月30日 07:47に書いた記事です。

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