お偉いさん「データ移動にUSBメモリを使うのは、ウイルス混入の危険があるからNG。でもCD-Rに焼くならいいよ。」
自分「何が違うんですか?」
お偉いさん「焼いたらウイルスも死ぬでしょ。」
自分「ほう」
_人人人人_
> 初耳 <
 ̄Y^Y^Y ̄
— オノッチ (@onotchi_) 2014, 4月 15
デジタルギャップを覚えさせる小噺。お偉いさんがいうには、USBメモリを使ってデータの移動を行うのはダメだという。ウイルスが混入して移動先に感染させるリスクがあるからとのこと。それなりにデータ移動に関するリスクへの理解はある模様。しかしCD-RならOKとのことで、首を傾げた当人が聞いたところ、「CD-Rは焼いて作るのだから、その際にウイルスも死ぬから」とのこと。......そうか、CD-Rでの書込みの行程はウイルス消去も行う「焼き」なのか。なんでやねん。
「小噺」とはしたけれど、ツイートした当人はデジタル系の職についている人で、このようなやりとりをしうる立場にあるし、当方も似たようなデジタルギャップを実感し、同時に少々立ちくらみを覚えた経験があるので、創作とも言い切れない。むしろ実話である可能性の方が高い気がする。
【「自分が知ってるそのことを 相手が知っているとは限らない」...ネット上の「暗黙の了解」の明文化】でも解説しているけど、自分が知っていることすべてを相手が知っているとは限らないのよね。中途半端な理解だったり、ところどころ穴が開いた知識の習得をしている可能性もある。CD-Rへの書き込みは一度きりなので、焼印的なイメージもあるのだろうから、「CD-Rを焼く」という言い回しに、そのまま高熱であぶっているのでは、だから内部のウイルスも焼けてしまうだろうという考えにたどり着くのは、ありえる話。......だったらプログラムやデータも焼けてまうやん、というツッコミはナシ。
まぁ、その辺まで含め、全部知った上でジョーク交じりにこのお偉いさんは語ったのかもしれないけど。マジ顔でこんな指示をして、CD-Rの利用を強要したとしたら、それはそれでナニな感じがする。
コメントする