↑ 先程「ヤマト ハリウッド」でYouTubeを検索した結果
以前もちらりと触れた気はするし、傾向は数年前から見受けられたのだけど、ここしばらくの間にYouTubeでもまとめサイト系の検索ノイズ動画が増えてきた。先ほど宇宙戦艦ヤマトの実写ハリウッド版の報道映像は無いかと探した際に、それが改めて認識できたので、覚え書きも兼ねて。
元々まとめ掲載のノイズ的な問題ってのは、内容が無い、テレビや新聞、他のニュースサイトや掲示板のコンテンツをそのまま転送して(引用のルールに従っていない)、検索をして調べものをする側に不用な情報を提示するという悪癖が大きなポイント。検索エンジン側が賢ければ良いんだけど、この数年むしろこの関連ではおバカになりつつある。
で、動画でも似たようなもので、サムネイルはそれっぽく出ているけど、中身は「既存媒体の丸写し」。テキスト貼り付けのみ、自サイトへの誘導、ニュースの読み上げ(自動音声出力アプリなど含む)、さらにはテレビやラジオの音声を盗用して、画像を別途貼りつけただけってのもある。もちろん動画としての価値はほぼゼロ。探したい、求めている動画を見つける際の邪魔にしかならない。
投稿主名やプロフィールを確認すると、案の定まとめ系サイトがやっていたりするのが結構あって、頭を抱えるばかり。また先日伝えた某社による、組織的なコンテンツ盗用による動画配信で広告収入云々ってのも、この中に入ってるんだろうな。
海外にもこの類のものは昔から結構あったし、アダルト系でも似たような手法は用いられている。海外では動画投稿主がドヤ顔しながら感想を語るだけ、でもサムネイルはそれっぽいニュースや対象コンテンツの写真ってのもちらほら見受けられる(日本でもユーチューバーとかいう名前で注目集めているけど、結局「ブーム」で鎮静化してるようだ)。でも日本の場合は組織的、ルーチンワーク化してバカスカ作っている感はある。しかも多勢力が。
YouTubeは特定アカウントの動画は検索結果には表示させないという、フィルター機能を実装してくれるとありがたいんだけどなあ。
コメントする