↑ セブン-イレブンのイートインコーナーの告知看板
先の「ジバニャンポスター」とは別のセブン-イレブンでの情景。この店では元々入口そばの外側のガラス部分にイートインコーナーがあるのだけど、いつの間にかこんな感じで外からガッツリと見えるような形で「イートインコーナーがあるでよー」的な看板が配されるようになった。元々この店ではイートインは結構前から導入されていたんだけどね。
ちょっと昔はコンビニのイートインコーナーといえばミニストップの専売特許みたいなものだったんだけど、例のカウンターコーヒーの導入が始まってから雨後の竹の子のように三大大手コンビニが相次ぎ展開を開始する。雑誌の売れ行きが落ち込んで設置面積を削る方がいいのではという判断もあったことから、多くは雑誌コーナーが減らされてその分イートインコーナーになった感じ。いわゆるウィンドウ効果(呼び水効果)という点でもこれは理にかなっている。
大抵は女性客が利用しているけど、時折購入したお弁当をその場で食べる男性の人もいる......けど雰囲気的にやはり居づらいようで、それはレアケース。若いOLの人がスマホをいじりながらコーヒーを飲んでいたり、おばさまたちが数人雑談をしながらコーヒーを楽しんでいるようすは結構見受けられる。それほどうるさい状況にならないのは、やはりイートインの面積を限定して、あくまでも少数派になるように工夫しているというのもあるんだろうな。
また今回は撮影機会が無かったけど、店によってはカフェテラスのように、店の外側のガラス窓と駐車場の間を使ってミニタイプのカフェテラス的なスペースを設けているところもある。こちらも集客効果も兼ねたイートイン......というかイートアウト? それは変だな。ともあれ、コーヒーを楽しんでほしいという配慮がなされている。冬場はさすがに難しいだろうけどね。
年一でデータ更新をしている例の雑誌系のデータ本に目を通す限り、コンビニルートでの雑誌販売はますます厳しい状態にある。集客アイテム、ついで買いアイテムの開発とその効果の最大化に、各社とも余念がないようだ。
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