↑ ヤングキングアワーズ2014年12月号
表紙は「スピリットサークル」。動きの良さと色合いのマッチ度合でこの人の絵も表紙に向いているタイプ。で、掲載されている話については未来編のクライマックス。いきなりアレが出てきてちょいとギャグっぽさが出て来たけど、結末は意外な感じ......と思ったら、未来編にプラスαがありそうで次回も期待。巻頭折り込み付録は平田弘史先生が描いた島津豊久。いいねぇ、これ。先生には将来アワーズでこの方面での連載を希望したいところ。
新連載は田中ほさな先生の「骸骨の魔女」。中世ヨーロッパにおける魔女戦争。この発想は無かった。......というか裏ヘルシングみたいなものか。次号以降にも期待。「アルペジオ」は対コンゴウ戦の前哨戦の続き。しかしなんでこれだけの武装が対人類戦に必要なのかということを考えると、艦むす、もとい霧の艦隊の存在意義も色々と。「超人ロック」は昔の話と今の話のクロスオーバー。最近、この類の「歴史のすき間の埋め合わせ」的な話が多くてステキ。「リュウマのガゴウ」は由来編のクライマックス。そして語られる真実とは。
ちょいと驚いたのが「ダムマンガ」。タイトルそのままの内容。ちらりと噂には聞いていたけれど、アワーズGHで連載してたんだ。しかも内容も意外に面白い、というよりよくぞダムオンリーでここまで話を広げられるのか、とその点に感心。「ドリフターズ」は今回掲載、だけどメインメンバーは登場せず。エンズ側の内情。「ジオブリピンナップ」は今回も掲載。かつての活躍を想うと色々と泣けてくる。
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