【再録】KADOKAWA dwango統合記念キャンペーン 「ニコニコカドカワ祭り」 KADOKAWAの電子書籍が7日間、50%OFF!! |株式会社ブックウォーカーのプレスリリース http://t.co/pV4WYAEtQQ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 30
そうか、10月7日までやるのかこのKADOKAWAまつり・・・
正にぼくらの七日間戦争。
立場によっては火の七日間。
— 磨伸映一郎 (@eiitirou) 2014, 9月 30
先日本家サイトで【KADOKAWAとドワンゴ、経営統合へ・持ち株会社体制に移行】にて紹介の通り、KADOKAWAとドワンゴが10月1日付で経営統合を果たすことになる。社名は「株式会社KADOKAWA・DWANGO」。カドワンゴとかじゃないのね、という話はさておき。それを記念して色々な方面で記念イベントが開催中なんだけど、中でも注目を集めているのがこれ。総合電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」で電子書籍が一部分野で半額セールを実施する。期間は1週間のみ。さらには10月4日の9時59分までにKADOKAWA作品を購入すると、KADOKAWA以外の電子書籍に使えるクーポンをプレゼントするという。
上のツイートにある「炎の七日間」ってのは、恐らく書き手側からの話じゃないかなあ、という件はともかくとして(こういったキャンペーンの類で電子書籍が売れた場合、作者への印税ってどうやって計算するんだろう? 割引された価格に対する印税率なのかな? それとも定価に対する印税率?)。電子書籍のメリットであり、一般書店が猛烈に反発する点が、この「販売スタンド側の都合でサクサクと値引きが出来る」という点にあるんだろうなあ、という実感を、今件キャンペーンであらためて認識。「●円だとちょっとアレだけど、×円なら買ってもいいカナ」という購入機運を底上げするという観点では正しい切り口に違いないんだけど、当然売り上げ単価は落ちるし、全体の商品価値そのものが劣化しかねない。例えばシリーズものの最初の方だけ割引にしてとにかく目に留めてもらい、残りの部分を買ってもらうという手法ならともかくね(ディアゴスティーニのシリーズものが創刊号だけ値引かれているのもそれが理由)。
今後もこんな感じで新体制下のKADOKAWAにおいて、色々な切り口でのキャンペーンが展開されていくんだろうな。電子書籍はいったいどこへ向かおうとしているかしら......とかいうのはちょっと考え過ぎか。
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