特許は会社のもの「猛反対」 ノーベル賞の中村修二さん - 朝日新聞デジタル http://t.co/rypWwVW9FP
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 17
ああ、この記事担当の西尾邦明という記者、先日特許周りの記事で大ポカかました方じゃないですか 朝日西尾邦明記者「『特許、無条件で会社のもの』は誤報では無い」??? http://t.co/GHmKZibXyf >>RT http://t.co/N9PcSUpwNC
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 17
先日青色LEDの開発でノーベル賞を受賞した中村氏などに関して、特に同紙が日本の企業在社時代に軽い扱いを受けて来たから云々という話が持ち上げられ、さらに同氏もそれを声高に強調したこともあり、企業内の就業者における発明・特許品に関する話題が大きく取り上げられることになった。中村氏に関してはノーベル賞受賞で過去のあれこれが改めて検証し直され、これまで報道で強調されてきた「企業は搾取、個人の開発は簒奪」というイメージに、多方面から疑問符が投げかけられることになり、中村氏自身の考え方、主張としてはかえってヤブヘビになった感は否めない。
で、その中村氏に対する「企業内特許」に関するインタビュー記事で、元々中村氏の主張するところもあるのだけど、先日話題に登った企業と特許に関する法令周りの件で、まだなお誤解されたままの話が出ているような......と思ってインタビュー記事を最後までチェックしたところ、執筆担当が以前「特許、無条件で会社のもの」で誤報をやらかし、今なおそれを認めていない朝日新聞の西尾記者が担当していたということで、さもありなん。「まるで成長していない」という安西先生のイメージカット。もっとも朝日新聞で、特許関連の記者が他にいないのなら仕方がないことではあるのだけど。
@Fuwarin こう言った話を見る度にそれじゃあ会社側は研究費やらを特許の代わりに請求して良いのかと思いますなあ
— 塵旋風戦車兵兼提督 (@Stormbricht) 2014, 10月 17
そゆこと。確実に成功する前提のものでないと行動できなくなりますね RT @Stormbricht こう言った話を見る度にそれじゃあ会社側は研究費やらを特許の代わりに請求して良いのかと思いますなあ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 17
@Fuwarin と言うか米国の場合は特許取得の為に雇った場合は殆ど無条件で会社側の物に成るのにねえ、その為に雇って居るわけだし。
— 塵旋風戦車兵兼提督 (@Stormbricht) 2014, 10月 17
@Stormbricht 朝日新聞のあの記者の方は、この方面の専門的な立場にあるので、そのあたりは理解されておられるはずなのですが。知らなければ単なる低レベルの記者、知った上での所業なら悪質な記者ということになります。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 17
@Fuwarin 或いは一部分だけを理解して其れを曲解するから矛盾点がが
— 塵旋風戦車兵兼提督 (@Stormbricht) 2014, 10月 17
@Stormbricht あるいはその行為を意図的に。美味しい所取りはよくある手法です。BI然り、年金制度を含めた社会制度然り、放射線や電力周り然り。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 17
@Fuwarin しかし多少調べれば矛盾点を付けるのに無理をするからねえwその行為が信頼を失って居ることに気付くのは無理ですなあ
— 塵旋風戦車兵兼提督 (@Stormbricht) 2014, 10月 17
結局のところ、今件の特許周りの朝日新聞の報道にしても、行き着くところはこういう類の「記者としての質の劣化」に行きついてしまうのが悲しいところ。そしてそれが媒体そのもののランクを下げることになる。
@Stormbricht あるいはその「多少調べれば」すらしないであろうとタカをくくってるのでしょう。そしてそれまではその手法が上手くいっていたから、それを継続しているだけの話であると考えると、道理は通ります。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 17
@Fuwarin まあ劣化ですなあw昔ならば騙せられた事が無理に成って来たから余計にry
— 塵旋風戦車兵兼提督 (@Stormbricht) 2014, 10月 17
@Fuwarin まあネット無き時代は何か調べるならば単語どころか本なり論文なりを読まなきゃ無理だったのが今じゃ単語+αで容易にアクセス出来ますからねえ、玉石混交と言ってしまえば其れまでですが
— 塵旋風戦車兵兼提督 (@Stormbricht) 2014, 10月 17
さらに今回の中村氏へのインタビューに関しては、こんな問題もあったりする。むしろ今件ではこちらの方が問題。
(ああそうか、先の中村氏への朝日新聞の記事って、虚論を展開する人がよくやる手口「肩書を持つ同等意見の人の話を取り上げて、自論に裏付けして持ち上げる、権威の悪用」なのですね。普通は報道が権威対象として使われる側の立場にあるはずなのに、逆に使う側にあるというのが余計に問題ですね......)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 18
自己の主張内容を強化するために、権威や肩書を有している人が似たような発言、主張をしていた場合、それをひっぱり出してきて、自己の正当性を強調する手法。それが正しい内容であれば、周知するのに必要な手法の一つになるのだけど、今件のようなやり方では単なる詐称内容を上乗せするために悪用したと評されても仕方がない。ネットワークビジネスなり霊感商法なり悪徳商法で、ちょいと名の知られた芸能人が広告塔として使用される、あれと同じパターン。しかもその手法を、普通なら逆にその権威を使われる新聞社側がやってしまっているという点がさらに奥深い。
少なくともこの記者に限れば、先の企業特許関連の記事にしても、今なお「正義は勝つ! 俺が正義だ!」と思っているんだろうな......って先の【まんだらけの窃盗事件に絡んで「さらし行為」を朝日新聞が評していわく「正義は勝つ! 俺が正義だ!」】と見事にリンクしたりする。
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