偶然のパターンに遭遇してそれが自分にプラスとなるものであることに気が付いた場合、そのパターンを繰り返して覚え、プラスの環境が繰り返されることを期待する。いわゆる学習機能・習性というもので、人間はもちろん各種動物でもよく見られる行動様式。今回紹介するコリー犬も多分、たまたまそのような状況が展開されて「ああ、これはいいな」ということで繰り返していくうちに習性化した感がある。
比較的大きな家の庭のフェンスの外側に、犬用のボールが落ちている。そしてそのボールを欲しそうに、フェンスの内側にコリー犬が尻尾を振りながら待っている。そこを通る人は多分に「ああ、なんらかのトラブルでボールがフェンスの外に落ちてしまったんだな」と思い、ボールを取り上げてフェンスの中に放り投げる。ここまではよくある話。
ところがこのコリー犬、投げられたボールを喜び勇んで取ってきて、その後そのボールをフェンスの外側のそばに自分自身で落としてしまう。そう、この犬は「とってこい」の遊びを不特定多数の人にやってもらうために、あえてボールをフェンスの外に放り投げていた次第。
初めは「なにやってるんだろう?」と思ってみてたけど、最後にこの犬が自らボールをフェンスの外に出した時点ですべての謎が解け、ああなるほど感。頭いいよなあ、ホント。
(ソース:【Most Watched Today】)
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