「昔のオレ悪かった自慢」に凄く腹が立つ。今は真面目に更正していますと言われても、心や体に傷を負った被害者がいるという事実。もしかしたら被害者の人生さえ変えたかもしれない。昔の俺頑張った自慢はいくらでも聞く。しかし、俺昔悪かった自慢をする者には近づいては駄目だ。僕の経験からして。
— 小池一夫 (@koikekazuo) 2014, 9月 30
悪かった事によって明らかに他人に迷惑かけてた人とかはホントそう思うよ・・・
— ほっぺげ@なかほ5話午前10時に配信中 (@hoppege_R) 2014, 9月 30
歳を取った会社のお偉さんがパーティーなどで同世代の人たちと交わすネタとしては、自分の病気と孫の話、というのが定番であるとの話がある。これがもう少し庶民的な場になると、これに加えて「昔のオレ悪かった自慢」ってのが入ってくる。特に芸能人とかのインタビューでは良く出てくる話で、周囲からはヤンチャ扱いされたり、下手すると英雄譚扱いされることもある。
でも指摘の通り、その「悪かった」所業の向こうには、それによって被害を受けた、色々な面で傷を負った人たちがいる。語っている方も多分に自慢話的な語りをして、悪びれた様子がなかったりすると、見ている方もあまり良い気はしない。その語りの向こうに、迷惑を受けていた人の姿が見えてくるから。そして個人的にいえば、自分自身もそういう「迷惑を受けていた側」にいたことが多いから。自分に「ヤンチャ」をした相手が、今頃こんなドヤ顔で当時のことを語っていたとしたら、と思うと、ね。
「俺昔悪かった自慢をする」というのは、見方を変えればその悪さを悪かったことと認識していないとも受け止められる。「いやあ、昔はワルでさあ」という言い回しには、それが本当に悪いこと、してはいけなかったことなのかを正しく理解しているのか否か、疑ってしまう。少なくとも当時、被害を受けた人たちのことを考えている、思いはかっているようには見えない。それだけでも「近づいてはダメ」という警告は、十分理解できるものではないかな。
まあ、指摘の通り、昔頑張ったとか、あるいは悪は悪でも周囲に迷惑をかけない悪、例えば要領が悪いとか、成績が悪いってのなら話は別だけどね。
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