寒くなってきたらエンジンスタートの前に「コンコン」を忘れずに

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数日前から出回ってきた、「命を守ろう! ボンネット『コンコン』キャンペーン」。要は寒さが厳しくなると余熱で温かい自動車のエンジン内部に猫などの小動物が暖を求めて入り込み、そのまま寝入ってしまう事例がある。それに気が付かずに自動車の持ち主がエンジンをスタートさせると、阿鼻叫喚の情景が繰り広げられてしまう。それを防ぐため、エンジンを始動する前にボンネットを叩き音と振動を起こすことで、中に何かが居れば気が付いて中から出てもらえる次第。少なくとも動き出せば、自動車の持ち主が気が付くから、対応をすることが可能になる。

考えてみれば自動車の運転前にボンネットを開けて内部点検をするってのは、免許取得前の教習所での授業で習っていたはずなんだけど、それを毎回律儀にこなしている人は多くない。でもちょっとしたアクションで、悲劇のリスクは随分減らせるよというお話。

今件で実際に悲劇が起きたという話を、公的なリリースで見たことはまだない(JAFのデータを探せばあるいは出てくるのだろうけど)。多分に都市伝説的なものとなっている可能性はあるいっぽうで、ディーラーやその関係者からも今件のリスクはよく聞く。まぁ、運転の際の数回のノック位は安心を買うという点でやってもいいんじゃないかな。

で、このポスター。良く出来てはいるんだけど、ポスターだけが独り歩きして、どこが発信元か分からなかった。色々と探してようやく見つけたのが上のリンク先という次第。任意の啓発団体で、主要な活動場所はFacebookとのこと。


詳しい背景までは推し量れなかったけど、少なくとも今件ポスターに関しては、言うことはもっともで、間違ってもいない。自動車を運転する機会がある人は、覚えておくべきだろうね。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月 4日 08:25に書いた記事です。

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