狼と7匹の子ヤギの話。狼が声を高く変えるためにチョークを噛んだ(食べた)とあったのですがどんな根拠、逸話からくるものなのだろうか。
— VTF-INO (@v_ino) 2014, 10月 3
そんな童話あったっけかと調べてみたら、柱時計の中に羊が隠れる話ってところでああなるほどと思いだした。該当する描写の部分は「そこでオオカミは薬屋に行くと、声がきれいになるというチョークを食べて、またやって来ました」。羊たちに自分が狼であることがばれないように偽装するための手法の一つとして説明されている。チョーク食うなよ、というツッコミはさておき、童話でそういう話があるってのは、何らかの由来があるんだろうな、という感は確かに。
で、調べてみたら......
つ 狼と七匹の子ヤギ「チョークを食べると声がよくなる」の謎 http://t.co/8QgmLzyt26 RT @v_ino: 狼と7匹の子ヤギの話。狼が声を高く変えるためにチョークを噛んだ(食べた)とあったのですがどんな根拠、逸話からくるものなのだろうか。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 3
グリム童話の七匹の子ヤギに、狼がチョークを食べると声がよくなるとあるが、そのような言い伝え、民間療法がドイツにあるのか。 http://t.co/hXCCnlvPXm
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 3
いわゆるホメオパシー、民間療法の類で、チョークの原材料がどの薬になりうるとの話があるとのこと。一方、赤ん坊がチョークや土を誤食する可能性があり、のどの痛みや呼吸器系の病気を起こすかもしれないとの記述がある。おい、それじゃダメだろ(汗)。ともあれ、グリム童話が創られたのと同時期に浸透していた民間療法の話を、そのまま童話に盛り込んだ可能性があるということ。
興味深く、同時に色々と複雑な苦笑いをせざるを得ない話でもある。いわゆる「医学もどき」が小噺となって現在にまで伝えられているってことなのだから。
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