もう二、三年もたつと、観光地でクアッドコプターをブンブン飛ばして光景撮影あるいは自撮りする裕福な年配趣味人が、増えすぎて問題になるんだろうな......あ、その前に、走行中の鉄道車両を正面から撮ろうとしてぶつける不届き者が出るに違いない。
— 小川一水 (@ogawaissui) 2014, 10月 3
バツの字型に回転翼を配して、ヘリコプター的な原理で空を飛ぶ、クアッドコプター。回転翼部分が4つあるのでクワッド(4)という名前がついているんだけど、これが例のGoProとの組み合わせで一挙にブームとなり、そのブームが日本にも到来しようとする雰囲気がバリバリモード。それと共にこんな危惧がなされている。まぁ、当然の話。アメリカではすでに規制がかかっている一方、日本ではまだそのような話はない。【クワッドコプターの飛行に制限はあるの、許可・申請はいるの?(ワンダードライビング)】などで検証もされているけど、現状では法的規制はほとんど無し。倫理・常識の範囲内......とはあるけど、「法律に書いてないから別にいいじゃん!」的な主張が出てくるのは誰もが容易に想像できる話。
クアッドコプターによる撮り鉄は絶対に出てくる。しかも重大事故も起こすだろうな。それこそ列車の正面から突っ込んだり、架線や信号を損壊させたり。そして事故後に逃走を図る。
— sis_sis (@sis_sis) 2014, 10月 3
十分ありえそうだ。
あと最近、ユーチューブとか見ると回転中の風車にクワッドコプターで撮影しているのがあるが、あれは、まじ羽根にぶつけたら、交換費用請求すっからな。小さなクラックでも、後々重大破損に繋がる、請求額は1000万円超えるからな、先に言っとく。クレーン配車代別途な
— 翼の折れたきたきつね。もふもふ (@northfox_wind) 2014, 10月 4
@northfox_wind マイナス面もあるけど保守点検ツールとしては有益かもしれませんね。ちょっと高いとこの監視とかhttp://t.co/5pLrbXRKXL
— EBI (@ebiebi_san) 2014, 10月 4
@ebiebi_san 実をいうと海外では一部風車の点検用で活用テストされているようです。もちろん、日本国内でも検討しようと話もあるんですが、現行では外観だけではないので、まだまだ検討に載ってるだけレベルです
— 翼の折れたきたきつね。もふもふ (@northfox_wind) 2014, 10月 4
というように現状でも色々と問題点が指摘されている。さらにテロ的な活動(意図的、または結果としてそうなってしまったもの)にも使われうるからねえ。ラジコンでもそうなんだから、クワッドコプターでもしかり。さらにGoProで撮影することによる、プライバシーの侵害問題なんてのもあるよね。
上記の「風力発電のメンテ用として」という、有益な話もあるんだけど、結局のところ「諸刃の剣」という感は否めない。トラブルが起きてキツキツの規制がかかる前に、先行する海外の事例を参考にして自主規制とかガイドラインの類を設けた方がいい気はするのだけどね。
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