「1度教えられたことは2度聞いてはいけない。これは仕事における重要なルールだ」と主張する人を見たんだけど、これが浸透したらボヤで済むミスが大火事になることもありうるし、むしろ、新人には一番言ってはいけないセリフだと思う。
— 深爪 (@fukazume_taro) 2014, 10月 2
あーだから「引継き」と称して一方的にベラベラしゃべって「メモ取らなかったのはお前の勝手だ」ってやってるペンチャーはいつも大火事なんですね~(^O^)/ "@fukazume_taro: 「1度教えられたことは2度聞いてはいけない。これは仕事における重要なルールだ」と主張する人"
— 浅野正蔵(あさのまさぞう) (@masazow) 2014, 10月 2
言い方を変えれば「いいな、一度しか言わないぞ」「同じことを言わせるな」というもの。これ、多分に「一度しかいわないかもしれない、言う機会が得られないかもしれないので、この機会を逃さず絶対に覚えろ」という意味なんだけど、これを曲解して「二度同じことを言わせるな」的に使っている上司がいるという話。反応する側が「二度と聞くな」的なことを言っていないのに質問する側がこのような話で萎縮してしまうと、適切な指示を受けていればボヤで済んだのが、大火災に発展してしまうことがある。
確かに言われたことを一度でがっつりと完全に覚えて修得し、しっかりとメモを取って反復していれば、それがベスト。でもそれが常に完璧にできるとは限らない。上役がそれを習得していても、部下が同じレベルで覚えている、身体に刻まれているわけじゃない。同じことを何度となく聞いてしまう、忘れてしまうこともあるだろう。人は反復行動を繰り返して記憶の刻み度を深くしていくものだから。
だから大切なことは何度でも繰り返して説明する必要があるし、同じことを聞いてきても、その必要性がある相手なら繰り返し説明しなければならない。無論相手にやり気があること(例えばちゃんとメモを取るとか)が前提だけど。
「1度教えられたことは2度聞いてはいけない」って、私も思ってたけど、直属上司に「一回じゃわかんないよ。だから何度も言う。迷惑を掛けられるのは上司なのだから当然。それが仕事」て言われてハッすごくありがたく思ったから以降仕事以外でも「前に言ったよね」って態度はとらないようにしてる
— れらしう (@rerasiu) 2014, 10月 3
上司が良い姿勢を見せると、部下もその背中を見て育つという好例だよね、これは。要領とか、記憶の良し悪しとか人それぞれだしさ。なかなか覚えられない人だっているのよね、世の中には。
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