職場にたまたま来てた鳳翔さん大好きな年配の方に「鳳翔さん元気ですか?」って聞いたら虚ろな瞳で「もう俺の鳳翔はいない」って返されてどういう言葉をかけるべきなのか分からない
— イェポンスキー(CV:野沢那智) (@ulnaf) 2014, 10月 3
煙草とコーヒーやりながら
私「沈みましたか」
年配の方「私の不注意でね」
私「・・・」
年配の方「翔鶴は」
私「え?」
年配の方「翔鶴は少し鳳翔に似ててね」
私「出たんですか?」
年配の方「鳳翔が沈んだ所で出たよ。うん、似てる。だから育てるよ」
ってなって、何だこの重い空気は
— イェポンスキー(CV:野沢那智) (@ulnaf) 2014, 10月 3
インターネットを介したコミュニケーションの場合は(相手方の年齢に関する印象が薄れるので)特に強く感じるのだけど、共通の趣味は得てして色々なハードルを越えた交流の機会を生み出してくれる。昔はオフ会で直に顔を合わせるとあまりにものギャップに云々ってのが笑い話として出てきたこともあったけど、今ではそれが当たり前になって、話のネタとなることもそれほど多くは無くなった。
「艦これ」の場合は特に、大戦中の艦船にスポットライトを当てていることもあり、さらに比較的利用ハードルが低いことから(基本無料サービスだし、環境そのものは容易に揃えられる)、若年層と中堅層、さらにはシニア層との間で共通の話題をもって会話交流を行うツールとしての役割も果たしている。今件もそんな話。「艦これ」に限ったものではないけど、共通のネタがなければこんなやりとりをする機会って滅多にないよね。まぁ、人によっては「たかがゲームで」と鼻で笑うのかもしれないけど、趣味趣向の類は得てしてそんなもの。分からない人には分からない。
だからこそ床屋やタクシーでの会話ってのは非常に勉強になる。相手と会話のキャッチボールをするためのつかみを探るのがいかに難しいかを学べるから。某漫才グループの「つかみはOK」ってのも、あれ自身がコミュニケーションにおける重要な要素であったわけだ。
鳳翔さん大好きな人が鳳翔さん沈んだ話してる所に同僚が来て「お!王将!王将ですか!行きます?腹減ったっスねー」って絡んできたせいで笑うに笑えず耐えてたら
同僚「王将好きですか?」
年配の方「あぁ、好きだよ!」
って投げやりに言われて耐え切れなかった
— イェポンスキー(CV:野沢那智) (@ulnaf) 2014, 10月 3
それゆえに、こういうオチとなると色々と複雑な気分に。オチとしては最高レベルのもの(沈んだ「鳳翔(ほうしょう)」と「王将(おうしょう)」を聞き間違えた次第)、さらに「王将好きですか?」と年配の人に聞いてしまう始末。この「私」って人は色々とやりきれない思いをしたんだろうなあと心中お察しモード。まぁ、この同僚って人も悪気は無かっただけに、余計にいたたまれないな、三者皆がそれぞれ。
ともあれ。「艦これ」に限らず、エンタメ系のあれこれを「遊びだから」という形で一刀両断するのはどうかなあ、ということを改めて思い知らされる、そして世代間のギャップを埋めるのに「遊び」って大切だよなと思う今日この頃ではある。
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