「温泉って本当に体にいいんですか?」
って医者に聞いたら
「いいよ。温泉って遠くにあるし、移動するために疲れるでしょ。夕食を食べて早めに寝るから、十分な食事と十分な休養がとれる。
仕事や家事はしなくていいし気分転換にもなる。
そして入浴は元々体にいいんだ。」
って言われた。
— 瀬宮ニャン@がちゃぴん先生 (@shin_semiya) 2014, 5月 4
「湯治」というよりは「物見遊山」的な意味での温泉による効用を明確に示した名言......というべきなのかな。温泉の成分などによる効用そのものではなく、温泉に足を運ぶまでのさまざまなプロセスや、温泉周辺の環境の良さが心身共にプラスの効用を発揮し、さらに温泉でなくとも入浴そのものが身体に良いことから、温泉は良いというお話。一理ある。
無論温泉そのものにも効用は多分にあるんだけど、湯治のように中長期にわたって利用するので無いと、なかなか具体的な効用が出にくい。一方で気分転換やら体そのものの療養・休養という点では温泉は確かに「ハレ」的な感はある。
この話で思い出したのが、当方の入院していた時の話。本家サイトで今後入院周りの話の記事を挙げる予定ではあるんだけど、そこででも触れている話として、入院をすると必然的にかなり強固な健康管理を受けることになる。運動面はともかくとして、食事面が相当キツい......というかしっかりしたものとなる。まぁ中には病院売店で買い食いをしている入院患者もいるようだけど、指示に従っていれば身体そのものも病症からの回復だけでなく、大本の意味での健康的な体を得られることになる。そのような状態にシフトさせて、自然治癒力をアップさせるのも、病症回復のための一手法に違いないからね。
まぁ、ただ、この話の通りだと、温泉そのものの効用はどうでもよく、周辺環境などの雰囲気づくりがすべてってことになっちゃうんだよなあ(笑)。それはそれで正しいのだけれど。
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