寄生獣の主人公がメガネなの,現代の高校生の裸眼視力1.0未満の比率がここ数年で劇的に増えてて7割近いって統計的事実を踏まえればむしろメガネの方が自然,とかいうと説得力ありそう http://t.co/Q5d6lNvOPL
— ありらいおん@コミケお疲れ様でした (@myrmecoleon) 2014, 10月 8
名作「寄生獣」の実写映画とは別に新規のアニメとして展開が先日から始まった「寄生獣 セイの格率」。ストーリー的にほぼ別物で、世界観などを現代風に叩き直しているということで、色々と注目を集めている作品ではあるのだけど、そのアニメ版でのお話。主人公が原作と違って眼鏡をかけている件について、こんな話があった。どれどれ......
ああ、確かに眼鏡をかけてるな。めがねめがね。「眼鏡は顔の一部です」っていうテレビCMのフレーズではないけれど、アニメや漫画では眼鏡はアイコンの一つとして扱われることが多い。そのキャラの印象を強くするとか、弱弱しさ、インテリっぽさ、りりしさ、眼鏡の形状によって異なるけれど、新たな色付けをキャラに施すことができるようになる。自動車のオプションみたいなもんだな。むしろその意味合いが強いという感はあるのだけど(原作の漫画版では主人公は裸眼だったし)。
一方で指摘のあった、当方の記事【子供達の視力の推移をグラフ化してみる】を読み返すと、高校生で視力0.3未満の人は3割強、0.7未満で仕切るとほぼ半数。
↑ 裸眼視力1.0未満の者の推移(1979年-、高等学校)
原作の連載は1988年から1995年までで、実は現在と比べても高校生における眼鏡率に大きな違いはない。だから主人公の泉新一氏が眼鏡であるか否かってのは、時代の流れとはあまり関係は無かったりする、実のところは(それこそ原作の時点で眼鏡をしていても、何もおかしいことは無い位の確率だったりする)。まぁ、連載開始時点と比べれば、少々比率は上昇しているけれども。むしろ、キャラの個性付けってところなんだろうな。今後眼鏡に絡んだエピソードなんてのも出てくるかもしれない。
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