マタニティマークを装着して欲しい、もう一つの理由

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先日ヤフー個人ニュースの方で【マタニティマークの認知度、全体では46%】を挙げた後に目に留まったお話で、「え?」と思ったのだけど、タイムスタンプを確認するとむしろこのツイートの方が先。そして内容を読んで、ああなるほど確かにこれは......と納得させられたので、今後マタニティマーク関連の記事を書く際には参考にしたいってことで覚え書き。

マタニティマークは主に「自分が妊産婦である」ことを第三者が容易に認識するためのものなんだけど、そのようなチェックが必要な場面として、急病で意識を失ったり、事故災害がある。その際の対処の時に、妊産婦の確認が出来ないと、医師側の対応が色々と後手後手に回る可能性があり、それを回避するためには欠かせないということ。要は血液型の判断がすぐに出来るか否かってみたいな感じ。指摘にもある通り、すべての病院に対応できる産科医が要れば問題はないんだけどねえ......【医師数の変化をグラフ化してみる】の通り、産婦人科医は不足しているから。小児科医も似たようなものだけど、こちらは一目で分かるので、さほど心配は要らないし「子供マーク」の類も必要ないんだけどね。

で、上のマタニティーマークの記事ではぼかして言及したんだけど、マークを付けていると嫌がらせをされたり嫌味を言われたりという実害があったり、それを恐れて敢てつけないという話が出ている。ネットで都市伝説的に出回っているという状況なのは確認している。一方でその都市伝説的な話として、実際には妊娠していない人がマークを悪用しているという事例も見聞きする(自動車の身体障碍者マークを、健常者が使うようなもの)。

もちろんいずれも許されるものではない。社会的な雰囲気として、「こういうことはしちゃいけない」ってのを浸透させなきゃいけないよね。使うべき人、使ってほしい人が使えなくて、使わなくてもいい人が使って補助を悪用するって状況ほど、タチの悪いものは無い。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月10日 07:58に書いた記事です。

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