ツイッターでの疑似パクツイ的な画像の使い方、これはありやなしや

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昔からこんな仕様あったっけ? と改めて考えてみると色々と疑問符が頭に浮かんでくるのだけど。ツイッターで公式ブラウザから画像を添付させて投稿すると、各画像には専用のページURLが添付される。実際表示されるのはその画像が添付されたツイートだけどね。で、その写真のURLをツイートに含めると、上のように見た目は自分自身でその画像を添付してツイートしたかのように見えてしまう。

この際、写真は元のツイートのURLのままなので、クリックすると大本のツイートが表示されるわけだけど。要はウェブサイトなどで他のサイトの画像についてタグごと抽出し、呼び出すような形を取っている次第。一種の引用ともいえるかな。

これ自身はまったく問題が無く、仕様上のものだからいくら使っても構わないのだけど、先日ちょっと頭を抱えるような事案を確認してしまった。

具体的なツイートを抽出するのは、ツイートした側が当方をブロックしているので拒否を示すだろうから、引用の範ちゅうにあるとはいえ差し控えるけど......


要はキャプション代わりになるツイートの文章部分で、あたかも自分自身が創作したかのような説明をして、注意を引き付けるという手法が用いられた。ウェブサイト上での写真の呼び出しの場合は相手に過負荷が生じる可能性がある点でもひかえるべきだけど、今件はそのリスクは無い。とはいえ、他人の写真などのコンテンツを詐称して自分の物のように表記するというのはねえ......。一連のコンテンツ盗用事案とは異なるので善悪の判断が難しいところだけど。

ただ、例えば他人の絵を「自分の絵です」と喧伝した上で自分の同人誌を買わせる行為は良い事なのか否かを考えれば、何となく分かるはず。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月14日 06:21に書いた記事です。

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