あー、これあるある。ただし重要なのがさらに抜けてると思う。http://t.co/EIbtQkiViF
— PC職人X (@PCengineerX) 2014, 10月 12
先日挙げた【「人は城、人は石垣、人は堀」とはよくぞ言ったもので......】で、人材不足の根幹部分にあるのは、経営陣側の人材軽視という視点にあるのではないか、無用なリストラがいい例だよね、とした件。「重要なのが抜けてる」という指摘を受けて、確かにそうだよね、これも結構重要な要素だよな、ということで覚え書きも兼ねて。
で、その大切な要素というのが「アウトソージング」。これもなるほどリストラ云々とほぼ同時期にもてはやされたビジネスワードではある。
人手不足?ならアウトソーシングしちゃえーがトレンドで、やったら今度はノウハウがなくなって会社そのものがシステムの疲弊を起こしたり転換出来なくなったなんぞも良くある。
— PC職人X (@PCengineerX) 2014, 10月 12
あるある、またそのアウトソースが思った以上に無能だったりも良くある。
— うに (@uni_2030) 2014, 10月 12
人材が足りない、業務に影響が生じるようになった、事業体のむやみやたらな肥大化は問題だ、理由はさまざまだけど、ならば足りない部分はアウトソージングしてしまえということで、部局単位でぽーんと専用のアウトソージング会社に丸投げというパターンを結構見かけるようになった。グループ会社ならまだしも(何かあればコントロールは可能だし)、俗にいう外注となると頭を抱える事態も生じてくる。
一応各種契約は結んでいるし、二次外注を禁止する契約も多いけど、その類はあって無きようなもの。外注先はさらに二次外注三次外注へとたらいまわしされ、何かトラブルがあっても状況が把握出来なかったり、意志疎通にやたらと時間がかかったりで、結局外注にした意味が(コスト的にも時間的にも)意味が無いどころか「害注」だったという事態も......ええ、昔の職で経験があるから。外注に出したら二次三次をやらされたようで、不具合の調整連絡一つに数日かかったりとか、意思疎通がごちゃごちゃで指定の部分の訂正を指示したら、戻ってきたのはその部分だけが直された、数版前の昔のバージョンだったとか。
いや、さっきの記事見ててもそうなんだけど、PC業界もそういうの多いんだよね。営業、或いは店舗店員、そこでの接客での問題も関連が大きい。
— PC職人X (@PCengineerX) 2014, 10月 12
だって、流石に事務処理でもヘビーにデータ展開するところで貧弱なのを提案するか普通?何度も転け落ちて効率低下起こしているところに泣きつかれるなんてのも結構あるんだよね。あれ怖いんだよw
— PC職人X (@PCengineerX) 2014, 10月 12
@uni_2030 無能なら最悪切ればすむだけ。損害は出るけどその範囲はそこそこ知れてる。問題はモラル無くて情報漏洩までやらかすケース。持ち逃げやらなんやら致命的な事しでかされるとね。
— PC職人X (@PCengineerX) 2014, 10月 12
先の某教育企業ベネなんとかってところの大規模情報漏えい問題も、多分にこの香りがするんだよね。本日別途上げているモラルの話とも絡んでくるんだけど。まぁ、外注先の労働環境も多分に問題があるんだけど。
本業集中のため雑務はアウトソーシング → 外に流れ出るお金がもったいないから外注事業を引き戻し内製化、という事態が起こっている会社も・・・◆「人は城、人は石垣、人は堀」とはよくぞ言ったもので...... http://t.co/9JCAjnM9Ar
— k1. (@k1numata) 2014, 10月 12
@pigmyowl アウトソーシングやリストラで社員教育とかスキル形成出来なくなってて起きてるから怖い。あれ、営業として良いのかと思う。
— PC職人X (@PCengineerX) 2014, 10月 12
結局この指摘の通りで、そして先の記事でも触れているけど、金銭面だけでは解決できない、蓄積してようやく手に入る、お金で買え難いもの、そして物差しでは図りにくいものをすっぱりと切ってしまった(この切る手段の一つがアウトソージング)弊害が大きく出ている雰囲気なんだよね。【駅売店などの出版物販売動向をグラフ化してみる】でも説明している、駅売店の顛末も同じような構造。まぁ、こちらの場合は鉄道内での時間つぶしのスタイルが大きく変わって、雑誌や新聞が売れなくなったってのも大きいんだけどさ。
ケースバイケースのところもあるけれど、単に金銭的な問題だけでリストラやアウトソージング化すると、もっと大切な、普段は目に見えないところまで一緒に捨ててしまうことになるんだよなあ......というのが結論ではないのかな。
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