「宇宙戦争」のトライポッドの雄たけびが聞こえてきた湘南地方はテラヤバス!? http://t.co/IAW8H03FaG
ちょっと前に、宇宙戦争1943という再襲来した火星人に当時の兵器で対抗する小説があって
— Shouji Ebisawa (@Ebi_floridus) 2014, 10月 15
先日湘南地域で「宇宙戦争」に登場した火星人の兵器「トライポッド」のような音が聞こえてきたというお話【「宇宙戦争」のトライポッドの雄たけびが聞こえてきた湘南地方はテラヤバス!?】の後日談。上記のようなレスポンスがあり、調べてみたら確かにそんな感じの架空戦記小説が発売されていた。戦記物では大家の横山先生の作品であるだけに、ガッツリとした描写が期待できそうではあるけど、当方はこの作品をほとんど知らなかった。ちょっと残念。機会があれば揃えてみたいところではあるけど......
......でも何か、この設定、どこかで見聞きした記憶があるんだよね。ということで書庫をひっくり返して、さらに記憶をたよりにキーワード検索をしたところ、ついに見つけたのがこれ。
↑ 第二次宇宙戦争(伊吹秀明)
いつ買ったかまでは覚えていないけど、設定としてはさほど違いは無い。ウェルズの「宇宙戦争」で倒れた火星人が残していった兵器で各国の兵器形態に変化が生じ、一方で火星人たちは新た手段で再度地球侵略を...という話。結構ノリノリで書かれていて続編にも期待が持てたけど、正史と外れてしまうこのタイプの作品ってのはやはり商業的に難しいらしく、これ単独でオシマイ。
いわゆる架空戦記小説ブームも去り、出版業界そのものがかなり減退している昨今。このジャンルの再度の盛り上がりは厳しいかなあ......電子書籍周りでの復権はありそうな気がするのだけど。
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