時事ドットコム:関節リウマチの原因特定=免疫T細胞が異常攻撃-京大 http://t.co/fBZccN7HeX @jijicomさんから
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 16
「日本などアジアの国では周囲の他者との調和を重んじる相互協調性の高い文化や社会が形成されています。」 糖尿病患者の心の負担に日本人特有の要因の存在 -協調性を重視する文化の影響- http://t.co/cD36FoPrsU
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 16
当方の通院する病院でも時々ポスターを見かける関節リウマチについて、医学的進歩がありそうだないうニュースがあって、ちょいと詳しく見てみたいなと思って京都大再生医科学研究所を確認したところ、それ自身のニュースはまだ無かったものの、前日別件で興味深い話が載っていたので覚え書きも兼ねて。以前【日本の若者が抱えるネガティブシンキング、各国比較で上位独走!?】などで解説した、内閣府の「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」で確認が取れた、日本人特有の行動様式、意識傾向の裏付けが取れたなあ、という話。
日本の若者が抱えるネガティブシンキング、各国比較で上位独走!? http://t.co/tkauRsmKc5 でも同様の結果が出てたので一安心。「日本人は他の国の人と比べて、『自分が他人に役立つ存在である』と認識することで、初めて自分の満足・充足感を得る傾向が強い」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 16
「自分は社会の一員で他人とのつながりの中で生きているので、他人に認められて役立ってもらうことで、存在価値を見いだせる」「日本の若年層においてマイナス思考が強いのは、他人に認められる場が少ない、認められるような能力が発揮できないのが要因として考えられる」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 16
日本人の若年層は特に諸外国と比べて「自分一人」ではなく「集団の中の一員」としてはじめて自分の価値を見出すことが多いというもの。先の糖尿病患者の話の中でも、
文化・社会心理学の研究成果から、人の行動の動機に個人の意思や能力の影響が大きい北米と異なり、アジアでは周囲との関係による影響が大きいことが明らかになってきました。
などという言及があり、この傾向に配慮をすることで、糖尿病患者に対してより効果的な対策が取れるのではないか、という話が語られている。やはり今件は当方の思い過ごし、データ精査や読み方の間違いでは無かったのね、と(ただ先の記事では同じアジア地域として韓国も挙げられてるんだけど、日本との連動性は薄かったんだよな)。
他方、協調性の強さから若年層が受けるマイナス思考については、こんな意見もある。これもごもっとも。
@Fuwarin
(゚∀゚)辛く当たりすぎなのです。誰だって若い時は間違いもすれば勘違いを起こしてたのに、自分達が過去に許されたレベルの寛容さを今の大人は与えてない感じが強いです
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 10月 16
この辺りの話は本日別途挙げている、「中堅層以降の経営陣やマーケターは、自分が若年層であった時の経験則にとらわれ過ぎている、呪縛を受けている」という話のまったく逆ベクトルの感があり、興味深い。つまり自分の都合の良いところは「自分と同じに違いない」と判断し、都合の悪いところは「忘れた、知ったこっちゃない」という判断を下していることに......なるのかな。だとしたら酷い話ではある。ケースバイケースという表現もできるのだろうけどね。
コメントする