エボラ熱、ナイジェリアとセネガルで終息宣言へ WHO
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ちゃんとやれば感染者わずか20人で封じ込めができるということ.
— EARL@10/15は世界手洗いの日 (@DrMagicianEARL) 2014, 10月 17
状況が危機的であることに違いはないのだけど、内容が内容なだけに従来型メディアもネットメディアも一層センセーショナルに書きたてる結果、情報混乱の観点での被害も拡大しそうなエボラ出血熱周りの話。こんな感じでやればちゃんと封じ込め、十分な対策が可能であるという事例も出てきているけど、恐らくはあまり語られることはないのだろうな(もちろん過不足の無い注意喚起は必要であるし、十分すぎるほどの備えは欠かせないけれど)。
エボラウイルスが空気感染する新種に突然変異する可能性を立証するものはなく,空気を介して流行が広がるとの話は「臆測」
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そもそも海外メディアが空気感染と飛沫感染を混同した記事をよく書いてて混乱を招いている.
— EARL@10/15は世界手洗いの日 (@DrMagicianEARL) 2014, 10月 17
チラ見したニューズウィーク(雑誌版)でも、ナイジェリアの感染拡大対策は西ナイル熱の流行を教訓にかなり洗練されていて、各国の衛生担当者が学びに来るほどだとの記事がありました。 @DrMagicianEARL
— Feed (@m0370) 2014, 10月 17
エボラ封じ込めに成功したナイジェリアはアフリカ最大のGDPを有し,経済力はリベリアの数百倍.感染者が出た初期からかなりの予算をつぎ込んで封じ込め開始.加えてラッサ熱流行の制圧を経験している.対応した医療者には適切な処遇を用意,防護服も配備,SNSを利用して国民に衛生管理を啓発した
— EARL@10/15は世界手洗いの日 (@DrMagicianEARL) 2014, 10月 17
承前)デマが拡散されたとき,それを上回る正確な情報の拡散力をもってすればデマ抑制に有効との報告がある.ナイジェリアでは30分ごとのラジオ放送と携帯電話会社からSNSに1日2回エボラに関する情報を流した.日本もこれくらいやらないと変なデマが放置状態で混乱をきたすよ
— EARL@10/15は世界手洗いの日 (@DrMagicianEARL) 2014, 10月 17
経験則を活かし、その活用のための十分なリソースを配し、公的機関が率先して対応することで、余計な被害は出さずに済む。デマを抑えるのにはそれを上回る正確な情報を叩きこむ必要がある......などなど、参考にできる対応策を山ほど得ることが出来る。新型インフルエンザの時も、震災後の状況でも、特にデマ対策と適切なリソースの配分については、かなり問題視される結果が出てしまっているので、成功事例として見習ってほしいけどねえ。
特に情報周りの件は、比較的容易に事前対処・準備は可能ではないかな。仮にエボラ出血熱関連で本格的対応が必要になった場合でも、少なくとも震災の時よりは公的機関そのものが混乱で統率が取れないということはないのだから。......もちろんデマ発信側への監視も必要だろうな。
震災系のデマ発信源と多分にだぶることになるだろうってのは容易に想像が出来る。そして従来型のメディアとて例外ではないってのもポイントだろうな。
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