「関心のあるそうなツイートをお薦めってことでタイムラインに流そうかな」→「ふざけんな」の大怒号オンパレード

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例え利益が出ていたとしても、公開企業になってしまった以上、少しでもより多くの利益を出さないと怒られてしまう。そうであるがゆえに、特にサービス系のビジネスの公開企業は内部体制をしっかりして業務に対するポリシーを確固たるものとしておかないと、段々と道を外してしまうことになる。グーグルが「Don't be evil」を捨て去ってしまってからの迷走が良い例。

ツイッターも先日の「他人のお気に入りをお薦めとしてタイムライン上に流すよ」的な「いらんことするなボケェ」的な所業をかましたり、API制限をじわじわきついものにしたり、先日のTwitpicの商標周りのようなことをやったりと、段々ときな臭い動きをしているわけだけど、今度は各個人のタイムライン上に「ツイッターサイドが考えた、興味を持ってるんじゃないかな、楽しんでくれるんじゃないかな的なツイート」を勝手に流しちゃうよ的機能をテスト検証中だよという話を出したものだからさあ大変。

リプライ画面は反対の意見でがっつりと埋め尽くされている次第。まぁそりゃ当然だ。ツイートじゃなくてノイーズになっちまうわな、そんなことされたんじゃ。

利用者サイドで考えれば、便宜性はまったく無いというところから見るに、多分に広告絡みによる機能だと思った方が理解はし易い。「興味ありそうな、楽しんでくれるんじゃないか」というツイートが広告ツイートならば? そして広告のツイートってのは得てして「読み手が興味を持ってくれそうだよね、楽しんでくれるんだろうな」ということを前提としている内容だからね。「広告じゃないかって? 確かにそうだけど、ボクたちはこのツイートをキミが喜んでくれると、興味があるんじゃないかと思って推薦してるんだ、何も悪い事はないだろう? 」という感じ。

百歩譲って「なんか仕事をしている、新しいことをしている」という株主アピールのための新機能実装という可能性もある。でもそれって、新しいパソコンに初期インストールされている、良くわからないアプリケーションの類を追加実装するようなもので、「余計なお世話だ」ということになるのがオチ。

ただでさえ公式からアクセスすると広告のツイートが......ああ、そうか。この機能が実装されると、公式以外のツイッター閲覧ツールからアクセスしても、広告ツイートが出てくるってことになるのか。なるほどねえ。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月18日 06:33に書いた記事です。

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