↑ フォローもリストにも入れていないアカウントのツイートがタイムライン上に
先行する記事で「ツイッター上でシステム側が『このツイートはお勧めしたいな』『きっと気に入るよ』的なツイートを、フォローとかしてなくても勝手にタイムライン上にぶち込んじゃうよ機能を試験運用しているよ」的なことを発表したらフルボッコ食らってる的な話を伝えたけど、まさにその試験運用的場面に遭遇して、改めて「これはダメだ」と思った事案が発生した。
上の図版は当方のタイムライン。真ん中にある「ぷぷぷbot」というアカウントのツイートは名前から察する通り、他のツイートの盗用をして集客しつつ以下略な、典型的盗用アカウント。先日別件で調べものをした際に、そのアカウントのツイートを一つ二つ確認したことはあったけど、フォローしたりリストに入れた記憶はまったくない。あれ? なんでタイムライン上に?? 誤操作でやっちまったか? と思って色々確認したけど、フォローもしていなければリストにも加えていない。フォローをしている人の公式RTでも無い(その旨の表示も無い)。
で、思い当たったのが先行紹介の試験運用的な話。先の記事では「広告ツイートを推挙されてしまうかも」という懸念を呈したけど、ある意味それより悪質な、盗用botのツイートを勝手に挿入されるとはねえ......。しかもこれ、サードパーティーのツイッタークライアントの「ついっぷる」での表示なので、これも先の記事にある通り「公式以外のツールで閲覧しても、ツイッター側が意図する広告ツイートが入る」ことを裏付ける証拠にもなってしまう。
特に携帯電話系の広告に著しい傾向として表れているんだけど、ネット広告の類には最近倫理的にアウト判定をせざるを得ないものが増えている。ツイート広告にそれが無いとは断言できないし、盗用botの類も「広告」というのには悪質過ぎて頭が痛くなるほど。
「テレビ番組にCM挟むようなものじゃん?」という意見もあるかもしれないけどね。そのCMの内容が不快感を与えるものだったらどうよ? ってことなのよね。要は。
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