(怖い考えになってしまった) pic.twitter.com/Uk77JCCr8K
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 17
先日所用で六本木に足を運んだ際に目に留まった、というかビックリさせられた電車内広告。「結婚できない人をゼロに。」のキャッチフレーズをゼロの形の中に取り込んで、デザイン的にはシンプルながらも訴求力の強いものとなっている。その点だけでも広告としては合格点。でも何より驚いたのは、そのキャッチコピーそのもの。
公知対象がいわゆる婚活系企業だから、その意味は分かる。要は自分達がどんどんお手伝いしますよ、的な意気込みをそのまま言葉にしたのだろう。しかしパッと見ではむしろ「結婚できないの、あらそう? よろしいならば貴君の存在は無かったものとしよう」という、まるでディストピア的なイメージが脳内にビジュアル化されてしまった。コンカツ、コワイ!
まぁ数理的にも分子を増やす以外に分母を減らしても、目標は達成しうる。思わず「怖い考えになってしまった」的な方向で読んでしまうのは、SF系のお話の読み過ぎなのかもしれないな。陳腐な近未来ショートショートのネタは一つ二つ得られそうだけどね。
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