「国会の空転」とは言うけれどそもそも回してたっけ? という意見

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深夜のうちに情勢がちらほらと動いているけど、例の頒布物周りで国会議員関連での動きがちらほらと起きそうな雰囲気がある。また東京都知事のパターンと同じで、一部野党と報道が実質的にタッグマッチを組んで、互いの利益の為に煽っている感は否めない。切り口が変わらんのだよね。一部野党は刑事告発したそうだけど、その基準で告発すると、自身の党の議員の半分は吹き飛ぶんじゃないのかなあ、ロゴ付きの赤いTシャツとか選挙の際の運動応援員周りとか。騒ぐと新聞は売れるけどねえ。分かりやすいネタだし。

で、そのような状況に関して、新聞などではいつものごとく「空転国会」なる言い回しを用いている。まぁ使いやすい言葉ではあるし、枕詞的に「強行採決」と同じように似たような雰囲気は全部これで使いまわし、イメージを云々ってことなんだろうけど(記者側の語彙力低下が懸念される)。この空転国会という言葉、よく考え直してみると、通常は国会が回っている、つまり運用されているのが前提になっているんだよね。

しかし指摘の通り、今国会に限らず今の野党がどれだけ国会を回してきたのかと考えると......むしろ空転させっぱなし? 空回りならぬ空回し的な。もっともちょっと前までは、与党の立場でも国政を半ば以上空転させるどころか吹き飛ばすことしばしだったから、当然の成り行きなのかもしれないけれども。ある意味、前世紀の社会党よりタチが悪い状態と評せるよね。下手な「俺達は一度この国を牛耳ったんだ」というプライドがしみついている分だけ余計に。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月18日 06:18に書いた記事です。

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