自動化社会が引き起こす悲劇をルンバで見た

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その挙動やサイズからペット的な感覚で扱われることもあるようで、日本でもじわりと浸透し始めている、自動お掃除マシーン......の中でも一番メジャーなルンバ。そのルンバにまつわるさまざまな事件・事故の中でも、ある意味もっとも「あるある話」的なものとして起きうる悲劇のお話。自宅に戻ってこるとその場に展開されていたのは、一面泥だらけの床。まさに「なんじゃこりゃぁぁぁぁ」的な状態。

どうやら植木鉢に引っかかってぶち倒し、倒れたままの鉢を押したままで徘徊、もとい掃除をしたらしく、結果として泥をあちこちに散布する羽目に。......これって自分のまき散らした泥に反応して永久お掃除モードにならなかったんかな?

そして室内猫を飼っていたというこもあり、


最初はその猫の所業かとも疑ってしまったそうな。目が何となく「俺のせいにするのぉ? ひどいよねぇ」と訴えかけているようにも見えるのは当方だけかしら。


絶望感と共に、ナチュナルネタゲットだぜとポジティブシンキングをしてしまうのは、やはり昨今のソーシャルメディア慣れという社会的な状況だよなあ、と色々と複雑な気分。まあ深刻な、命に係わるような話ではないので、素直にそう思った方があるいは良いのかもしれない。

ルンバに関していえば、以前からよく語られている通り、


ということでもある。ルンバはお掃除してくれるけど、そのルンバのために買い主(飼い主では無く)自らが掃除をしておかなきゃならない。なんだか本末転倒だけど、実はそれが一番の効用だったりするから、ある意味皮肉な話ではある。でもデジタル系のアイテムって結構そういうの多いよね。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月18日 07:59に書いた記事です。

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