「労働者の搾取許すまじ」を語る雑誌自身が執筆者の労働搾取をしていたという話

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事案そのものの詳細は今回は避けておくけど、社会派で知られている......いや、雑誌そのもの知名度を考えると「知られている」という表現はやや語弊があるかもしれない、ともあれその「創」という雑誌。某所で関係者がしきりに「自分のところに独白書が来た」とか「犯人インタビュー」という、ワイドショー的な話、見方を変えると社会的弱者というよりは反社会的な行為者の肩を持つような内容を次々に掲載して、注意関心を引き寄せてはいるけれど、それをその場所で掲載するのはどうなんだろう、権威の悪用じゃないのかなあ、と思っていたんだけど。

雑誌そのものにこの類の事案があることを知らされると、ある意味「なんだそれは」と肩すかしをしてしまう一方で、「やっぱりか」とも思ったりする。震災以降に活性化している、自称社会派運動の類も多分に、これと同じ香りがするのよね。「暗い」と表現しているけど、本当に暗部というか、この類の話の実情というか。


指摘の通りで、これまでのお話を見聞きしてなるほど感を覚えていた人たちも、一気に醒めてしまう感じ。それなりによく出来ている舞台を見た後で、その舞台の出演者同士が陰でいがみ合ってケンカしていたなんて話を聞くと、舞台への熱情も冷えてしまうような。

該当事案では所定のフォーマットに従った一括支払い請求書を内容証明で送付するという切り口もあるなあ、という指摘をした上で、今後の動向を注意深く見守りたいところではある。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月18日 07:17に書いた記事です。

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