↑ 携帯電話の時間帯別行為者率における単純累計の比較(2012年から2013年への変化、平日)
↑ パソコンの時間帯別行為者率における単純累計の比較(2012年から2013年への変化、平日)
先日いくつか掲載した「若年層のパソコン、キーボード離れ」的な話。要は最初にネット接続端末として触れるのがパソコンからスマホやタブレット型端末になり、それを使い倒したまま成人になるので、パソコンの必要性をあまり覚えず、利用時間も少ないのだから当然だよね、という話。業務用として使う端末は、屋外でのサブ端末としてはともかく、メイン端末としてはスマホはまだまだ不十分。タブレットは......うーん、もうちょっと、これからに期待というところ。併用するのが現状では一番という感じかな。
で、本家サイトで継続展開している、【情報通信政策研究所:平成25年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査】に関する記事のうち【パソコンと携帯電話の利用状況は1年間でどれだけ変化したのだろう】で触れた、2012年から2013年におけるパソコンや携帯電話の時間帯別行為者率。これについて1日分を単純に累計して、その差を算出したのがこのグラフ。1時間単位で利用したか否かを足し引きしているだけなので、利用性向の度合いを大よそ推し量り、その差を計算しただけなので、非常にざっくばらんとしたものでしかない。何となく系の指標。そんなところ。
それによると、携帯電話は大よそ若年層では増加。10代がちょっと減ってるのは意外だけど、短時間利用が増えて、行為者としてのカウントがされていない利用が多いのかもしれない(10分以上の連続利用で無いと行為者としては計上されない)。一方でパソコンはほぼすべての世代で減少しており、特に10代の減り方が著しい。本家記事の通り、夕食後の時間帯で思いっきり利用機会が減っているんだよね、これ。
来年はさらにパソコン離れが進むんだろうなあ、という感はある。問題なのはどこまで進むか、なんだよね。
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