救急事案で救出活動をする際の配慮と心構えと

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ここ数日、怪我や発作などで路上などにおいて発生する、応急処置が必要な場面において、AEDを使ったり心臓マッサージをして救助活動をする、しようとしているにも関わらず、対象関係者から非難を浴びせられたり、第三者から野次られて、凹んでしまう、行為を妨害されるという話がよく取り上げられる。多数ある処置事案の中でも少数の事例で、たまたま連鎖的に「そういう話もある」というのが持ち上げられているだけだと思いたいけれども、必ずしもゼロでは無く、結構ありうるんだろうなあ、という雰囲気は否めない。

医療関係者であればその証明が出来るものを提示しながらその旨と、救出活動を実行していると公知するってのが一番なんだろう、誤解を招かないようにするためには(そういう意味で制服って大事だよなあ、と思う。周囲に一目で分からせる記号、符牒だもの)。ただ、いつでもそような準備があるわけではないし、資格や免許を持たない人でも救出行為は不可能では無いことを考えれば、上記の助言の通り、周囲を巻き込むってのが一番無難な手立てってのには同意できるし、覚えておきたい。


野次は多分に「自分ではどうすることもできない、でもどうにかしたい、どうにかしなきゃならない」という思いが、対象への攻撃(口撃)という形で発散される結果だとは思うのだけど、確実に救出実行者にはマイナスになる。色々な意味で、自分が手助けできる立場にあっても、遠巻きに見ているだけだったとしても、忘れないようにしたいところ。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月19日 07:39に書いた記事です。

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