ラノベやエロゲ原作のアニメの共通点的なものとは

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通常のフィクション系小説と異なり、世界観をはじめとした各種設定がかなりラフで、各種の実在法則をぶっちぎった世界の中での物語を語る、まさに書き手が物理法則をも左右に出来る神的な存在の中でこねくり回した、フリーダムな小説。あまり細々とした設定を気にせずにライト感覚で読める小説をライトノベル、ラノベと呼んでいる。昨今ではその気軽さが受けてヒットセラーも続出しているし、それを原作としたアニメも増えている。ただ、やはり指摘の通り、どうしてもラノベの類は雰囲気的に似通ったものとなってしまう。先日の「ホビー系アニメでのあるある話一覧」と性質的には同じところ。


確かに日常が非日常になる、そしてその非日常を予見させるトリガーが(特に話の中心となる女性で)存在していたら、まずラノベだろう......うん、確かに最近のラノベはその類のが多い。王道っていうのか、逆にそのパターンならば安心して読めるというか、定食屋で日替わり定食を頼むのはチャレンジブルで何となくラーメンやらカレーを頼んでしまうみたいな。

一方、この状況を逆手にとったお遊びもできる。


非ラノベ系作品をラノベ風に書いたらどうなるか。ああ、確かに初代ガンダムがラノベ化されたら、こんな感じになるわな。最近ちょっと巷で見かける「不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう」云々のコピペが童話などにまで応用されてしまうような、そんな感じ。

ただ、パターン化された物事ってのは、何か変革が無いと、次第に経年劣化してしまう。うまく洗練化されて質が向上すれば良いのだけど。ラノベなどを基にしたアニメの量産が、今後どうなるか、ちょっと気になるところではある。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月20日 06:52に書いた記事です。

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