この「NHKには慰安婦問題等に言及しないよう内部文書があった」とする記事を書いた記者は、「右翼国家主義者安部首相がクマラスワミ報告を修正するよう圧力をかけて、従軍慰安婦問題の謝罪から免れようとしている」的な記事も書いている。クサい。
https://t.co/TTgB4M8eho
— みのうらさとこヾ(○'∀'○)ノ (@ameayunon) 2014, 10月 19
今件に関してはあまりにものソース上の胡散臭さに気が付いた人が多く、あっという間にフェードアウトしてしまったのだけど、さっと広まった際に感じたのが、この指摘。これまでも何度か触れているけど、肩書を信奉して中身の検証をせずに信じ込んでしまったり、さらには「海外からの配信だから」というだけで100%事実のお墨付きを勝手に与えてしまうという事案が結構あって頭を抱えることになる。
海外も日本同様に多種多様な意見や論調はあるし、電波な話を掲げているところもある。「海外は全部正しい」ってことになると、たとえおかしな話でも、その話に近しい海外の話を持ってきて「この外電も語ってる。だから正しい」とやらかしてしまう(ECRRが好例)。新聞記事ですらそうなんだよね。日本の新聞同様。記者によっては。有名な事例だとNYTの田淵記者などが有名かな。
一種のコンプレックスの表れなんだろうけど、外国人記者の署名記事を、「世界はこう報じてる」って煽るのも鵜呑みにするのもいかがなものかと思うんだよね。国内の報道だって複数の媒体が同じ事を言い出して初めて信用できるかな、って判断するものじゃない。(´・ω・`)
— みのうらさとこヾ(○'∀'○)ノ (@ameayunon) 2014, 10月 19
しかしまー「The Times」はどんだけ日本嫌いな記者を送り込んでいるのだね。御嶽山噴火に関するツイートなんかひどいもんだよ。(´・ω・`)
— みのうらさとこヾ(○'∀'○)ノ (@ameayunon) 2014, 10月 19
震災後にありまくりでしたね。海外が伝えているから全部正しいって形で叩かれたこともしばしば(´・ω・`) >>公式RTs 要は海外、特に欧米方面の情報は、それだけで権威づけられてしまっているのでしょうね。肩書主義的な。それを悪用されている、と。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 19
大よそ指摘の通り。日本は特にこの類の「権威コンプレックス」「海外コンプレックス」が強いのかもしれない。開国と戦後、二度に渡りさまざまな文化が海外から入り込んだという歴史的事実が多分に影響しているのだろうし、権威に関しては「和を重要視する」という本質から「立場的に上にある人には絶対に逆らわない、疑問すら呈してはいけない」という考え方を無意識層に持ってしまっているかもしれないな。
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