以前こちらのブログ http://t.co/BlgcPqM27O で取り上げられていた「パクツイを通報したはずなのになぜか自分の元ツイート画像が削除される」現象、ついに私もやられました。「身長差」「壁ドン」シリーズ軒並み消滅です。 pic.twitter.com/qWYxeckZlN
— ナカシマ723 (@nakashima723) 2014, 10月 29
以前【ツイッターの公式画像アップは「パクツイ歓迎」モードになっているようだ】などで解説した通り、現時点のツイッターの仕様では画像を公式ブラウザからアップロードしてツイートすると、そのツイートURLに付随する画像URLが用意され、その画像URLを他のツイートに含ませると、「新たなツイートがその画像URLの画像をアップしたように見える」状態となってしまう。要は画像の直リン状態で画像表記ができる次第。
この仕様の状態で、パクツイをした相手のツイートを「著作権を侵害しているからどうにかしてよ」とツイッター側に申告すると、そのツイートを消すのではなく、ツイートされている画像を消す......のだけど、なぜかマスター側の画像まで消えてしまう。
ただ原因はこちらのブログ http://t.co/BlgcPqM27O で言われていたようなTwitter側の手違いというより、このような「元ツイートの画像URLだけ利用して表示してるパクツイ」を通報したことによるものだと思われます。pic.twitter.com/tanAQMLB5P
— ナカシマ723 (@nakashima723) 2014, 10月 29
つまりこのタイプのパクツイを通報した場合、元ツイートの画像が消されてしまうのは「仕様」です。消されてしまったら通報者側の落ち度なのです。で、そうなるとマジでこの手のパクツイを消すには「元ツイートを消す」しか手段がないわけで、アレだな。「ひぎぃ」としか言いようがない。
— ナカシマ723 (@nakashima723) 2014, 10月 29
で、よくよく考えてみるとこれは当たり前、そしてツイッター側の怠慢的所業の結論によるもの。要は「パクツイした側のツイートそのもの」ではなく、「パクツイした側のツイートに使われていた画像」を消したので、パクツイが使っていた画像=マスターのツイートの画像が(も)消えてしまった次第。画像を消す権限があるのなら、ツイートそのものを消す権限もあるはずなのに、画像をあえて消すってのは、単に手際が悪いのか、無頓着なのか、マニュアル作成の最中の試行錯誤の段階なのか、それともツイートを消して各種公開パラメータが減るのは好ましくないと思っているのか......いずれにしても、間抜けな話には違いない。
さらに。
あとやはりTwitter公式のフォームから著作権侵害の通報をしたとき入力した個人情報は、無断転載した相手に「もれなく」伝えられるようです。現時点で受け取った通知メール10件、すべてに私の住所氏名が通報者の情報として記載されていました。 pic.twitter.com/ht9G0LQfIa
— ナカシマ723 (@nakashima723) 2014, 10月 29
という話もある。損害を受けた側が状況の回復をするためにリソースをさらに費やし、その結果がさらなる損害の発生を導くってのは、ホント、「正直者がバカを見る」を体現しているようで、いやな感じがする。ツイッターのシステム側には仕組みの改善を強く願いたい。いや、マジで。
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