ツイッターの画像パクツイを退治しようとしたら自分のツイート画像まで滅んでしまった件について

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以前【ツイッターの公式画像アップは「パクツイ歓迎」モードになっているようだ】などで解説した通り、現時点のツイッターの仕様では画像を公式ブラウザからアップロードしてツイートすると、そのツイートURLに付随する画像URLが用意され、その画像URLを他のツイートに含ませると、「新たなツイートがその画像URLの画像をアップしたように見える」状態となってしまう。要は画像の直リン状態で画像表記ができる次第。

この仕様の状態で、パクツイをした相手のツイートを「著作権を侵害しているからどうにかしてよ」とツイッター側に申告すると、そのツイートを消すのではなく、ツイートされている画像を消す......のだけど、なぜかマスター側の画像まで消えてしまう。


で、よくよく考えてみるとこれは当たり前、そしてツイッター側の怠慢的所業の結論によるもの。要は「パクツイした側のツイートそのもの」ではなく、「パクツイした側のツイートに使われていた画像」を消したので、パクツイが使っていた画像=マスターのツイートの画像が(も)消えてしまった次第。画像を消す権限があるのなら、ツイートそのものを消す権限もあるはずなのに、画像をあえて消すってのは、単に手際が悪いのか、無頓着なのか、マニュアル作成の最中の試行錯誤の段階なのか、それともツイートを消して各種公開パラメータが減るのは好ましくないと思っているのか......いずれにしても、間抜けな話には違いない。

さらに。


という話もある。損害を受けた側が状況の回復をするためにリソースをさらに費やし、その結果がさらなる損害の発生を導くってのは、ホント、「正直者がバカを見る」を体現しているようで、いやな感じがする。ツイッターのシステム側には仕組みの改善を強く願いたい。いや、マジで。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月30日 07:30に書いた記事です。

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