クマを背景に自撮りする人が続出→当局が「ヤメレ」と警告(アメリカの話)

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タホ湖では秋になると、産卵で戻ってきたサケを食べるため熊が多数現れます。観光客にとってもうれしいシーズンなのですが、今年は「#bearselfie」として熊と自撮りする行為が流行っていたこともあり、近距離で撮影する人が後を絶たないそうです。

YouTubeの話題動画や海外のネタ系サイトでちらほらと話は登っていたけれど、そして昨今のスマホの浸透率や「ウケを狙えるならば何でも良い」的な風潮から推測するに、あながちありえない話ではないかなあ、とは思っていたけれど、よもやここまで問題になっているとは......。いや、偶然そんな状況に出くわしたのならともかく、それを意図的に創出するってのは、いわば「ヤラセ」と同じで面白くもなんともない。ただ単に怖い、恐ろしい、馬鹿げているだけ、なんだけど、やはりアクセス稼ぎ、注目を集めるためなら何でもやっちゃうという軽薄な欲望に負けてしまう人が、ワールドワイドにいるのだろうな。


いわゆるユーチューバー的なものも「受ける」と分かったら雨後の竹の子のように登場して似たようなものの粗製乱造が始まって、百害あって一利程度しかない状態に陥っている。技術革新でハードルが低くなることのメリットは多いけど、その悪用というか弊害的なものも存在しているってのを改めて思い知らされた次第。


クマとの自撮りで突っ込まれて炎上してしまうだけならともかく、最悪の場合その場で自分の人生が終わってしまうことにもなりかねない。日本では幸い、クマが出没するような場はほとんどないので類似案件は想定しにくいけれど、似たようにリスクを目前にしながらその場を写真に撮って......ってのはいわゆる炎上写真のケースで良くある話。彼ら・彼女らがその後どうなってしまったのかはすでに何度かお伝えした通り。

受け狙い、注目集めのパクツイもそうなんだけど、後さき考えずに行動するのではなく、まずはちょっと考えるって習慣を見つけた方がいいと思うんだけどな。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月31日 06:39に書いた記事です。

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