.@moltoke_Rumia1p @gusinraisan そして東洋経済記事の根本的な間違いは、「米国に比べ日本の家計に占める食費の比率は高いが、仕事全体に占める低賃金労働の比率は米国がダントツ」なのですよ。言い替えれば、米国は「食料品価格上昇=ヒャッハー」の危機的状況
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2014, 10月 12
米国農務省予算約1400億ドル、そのうちフードスタンプは61%(854億ドル、約9.4兆円)。日本の生活保護は3.7兆円、米国は食糧支援だけで9.4兆円、しかも総人口の15%(約4800万人)が食糧援助を必要とし、ここ5年で1300万人も増えてる...こんな国家異常だと思わんのかね?
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2014, 10月 12
『国民の5人に一人が公務員とか異常www』とギリシャを笑った米国だったが、実は米国自体『国民の7人に一人が食糧援助をうける、異常に貧富の差が激しい国』だった件____
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2014, 10月 12
↑ フードスタンプ・SNAP受給者及び総コスト推移(米国年度(10月~9月)単位)
東洋経済の記事関連で貧困率やらアメリカのフードスタンプ(SNAP)周りの話が出てきたので、良い機会でもあることから、グラフの更新と覚え書き。データの取得元は【フードスタンプ→SNAPの受給者推移】【フードスタンプ→SNAPの覚え書き】を参考の事。
アメリカの会計年度は9月締めなので、現在は2013年度まで年度ベースでのデータが出てて、あとは月次。月次ベースのデータでは諸経費までの公開はされてないので、以前のデータと比較ができないことから、とりあえず2013年度分までをグラフにまとめた次第。ちなみに2013年度分では総コストは単年で799億2947万ドル。大体9兆円近く。
支給減に不満噴出 米貧困層 「フードスタンプ制度」見直し(2013/11) - MSN産経ニュース http://t.co/YWkvsxeCxl
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 10月 12
「標準的な4人家族で月額668ドル支給」...これで生活苦しいとか、実は米国の低所得層の食費=中食、外食費だから案外高い事がわかる_ RT @Fuwarin: 支給減に不満噴出 米貧困層 「フードスタンプ制度」見直し-MSN産経ニュース http://t.co/GgeXGoxkj6
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2014, 10月 12
オバマ政権は2008年のリーマン・ショック後、打撃を受けた貧困層の生活立て直しのため、歴代政権が支給してきた食料費を増額した。年間総支給額は約750億ドル(約7兆4千億円)で、先月末時点の対象者は米人口の7人に1人の約4700万人に上る。民主党は1年延長を目指したが、共和党の反対に遭い断念。この結果、月額668ドル支給されていた標準的な4人家族で、5%ほど減額されることになった。
月次データを見ると確かに2013年11月以降、10ドルほど一人頭の支給額が減ってるんだよね。2013年10月が134.02ドルだったのが、11月は126.00ドル、そして12月は124.37ドル。年ベースでみると漸次増加はしていたんだけど、2008年で約102ドルだったのが2009年には125ドル、2010年には133ドルにまで引き上げられているので、引用記事の言及で間違いはない。元々漸増する傾向にあったのは確かだから、元のペースに戻っただけの話、ともいえる。
↑ フードスタンプ・SNAP一人頭平均額(ドル・月次)(米国年度(10月~9月)単位)
指摘の通り、食事のスタイル自身が日本のものと少々異なっており、コストが結構かかるので、この支給額(一人頭の額であることをお忘れなく)でも結構キツイとのこと。だからといって内食メインにしろってのも無理な話だしな......。
ともあれ、BI論などとも合わせ、考えさせられる話ではある。
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