The NoPhone https://t.co/m4hQLQHvOW ミラーをつけてセルフアップグレードも可能 pic.twitter.com/qmO7avbLRs
日本からも多数の人が利用しているクラウドファンディング「キックスターター」で先日興味深い......というか色々と考えさせられる創作物が展開された。名前は「The NoPhone」。アップル社のiPhoneなどをモチーフにしたのは誰もが一目でわかるもので、その機能は「いつでも手元にスマートフォンのようなものを有しているという安心感」と「スマートフォンによってネット世界に心底魅了されてしまう異常な状態から逃れ、現実世界に常に『接続』することをうながすアイテム」。
カメラ機能もブルートゥース機能も通話機能も無いけど防水機能はばっちり。バッテリー機能は当然なく(当たり前だ)、自分でハンドミラーなどをつけるアップグレードも出来る。
......まぁよくあるジョークアイテム、あるいは子供向けのおもちゃみたいなものだけど、その主旨がいたく気に入られたのか、915人もの投資家の賛同を受けて1万8316ドルもの資金を集め、プロジェクトのゴーサインが出る5000ドルを軽く突破、めでたく「The NoPhone」は生産されることになった。恐らくこの発想をトリガーに、あちこちで似たような商品が100円ショップやら雑誌の付録やらに登場することは容易に想像が出来る。
この類のは早い者勝ち、コロンブスの卵的なところがある。その観点では「頭イイナ」という感想がイメージされる。あれだよね、それこそ「妖怪ウォッチ」で似たような発想も出来るよね(怒られるのは必至だろうけど)。
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