米国で、ハイチのカメラマンがTwitterにアップした写真を、写真配給会社(AFP通信)が無断で取得して各メディアへ配信。同社にカメラマンへ120万ドル(約1億2000万円)の支払いを命じた判決。これ大変なニュースじゃないか。 RT http://t.co/bGgsTDFb5n
— たられば (@tarareba722) 2014, 1月 28
AFP通信とか共同通信のような通信社は、それ自身が持つ報道メディアとは別に、他の一般報道に対し自社が取得・取材した素材を有料で提供することをビジネスモデルとしている。で、フリーランスの写真ジャーナリストが撮影したハイチでの地震の写真をツイッターにアップロードして披露したところ、AFP通信がその写真を取得し、無断で各メディアに配信......つまり対価を要求する素材として用いてしまい、それが発覚して騒動に。結果として120万ドル、当時は1億2000万円程度、今の日本円でならもう1000万円程度上乗せ、の支払いを命じられたという話。何しろワシントンポストだけでなく、複数のテレビ局でも用いられてしまったのだから、それぐらいの対価は当然だというように読める。
今年1月にツイートされたものがなぜ今になってあちこちのタイムラインで見受けられるようになったのかってのは、やはり先日のNHKにおけるツイッター上の写真問題があったからなんだろうなあ、という感じ。そしてNHKは他の民放と異なり、有料で放送を提供している前提だから、状況としては似ているってことなんだろう。
先の記事で追記した部分、以前はあそこまで詳しく書かれてなかったような記憶があるんだよね。恐らくは今件のAFPでのような問題が頻発していたので、しっかりと定めておく必要性を覚えた結果ではないかな。
Facebookの開発関連のサービスと異なり、仕様の変更に関してほとんどアナウンスが無いツイッター。先の記事にもある通り、アクセスの伸びの鈍化に少々焦りを覚え、色々と、しかも加速度的に手を加えてくる可能性は多分にあるので、月一位で利用規約をチェックした方がよいのかもしれない。
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