エビが飛び出すスピードと、小麦粉、玉子、パン粉、炎、それぞれがふき出すタイミングは、全て綿密な計算と、検証によりプログラミングされています。また、調理風景はCGを使用せず、実写にて撮影を行いました。
携帯電話の契約数が3か月単位での報告となってから、携帯業界のCMを追いかける機会もさほどなくなってしまった。関東テレビ局のCM動向の記事も先月から不定期更新にシフトしたので、さらに疎くなったのは否めない。まぁ三大事業社の中では「お父さんのソフトバンクモバイル」「auチャネルのau」「色々やってるけど何だかちょっとさえないドコモ」的な雰囲気はある。つまりCMの観点では一番ぱっとしないのがドコモ。
で、そのドコモからのCMとは思えないようなかっとんだ印象と軽快なノリのCMがこれ。ツイッターのタイムラインに上がってきた時には目を疑った、というかどこかのニセCMかと勘違いした位。
LTEの速さをアピールするために、海老を高速で射出する装置を創り、その過程で衣をつけて揚げるプロセスを成し、3秒で海老フライを調理するシステムを構築したとのこと。しかもCGではなくすべて実写。......いやぁ、これ、ちゃんと揚がってないでしょ、さすがに3秒では。
BGMの軽快感、テンションの高さと軽快な進行、そしてアクセントがありすぎる描写、そして見事なオチ。まるでアクション系四コマ漫画のような構成。とてもじゃないけど、そして言葉は悪いかもしれないけど、これまでのドコモのCMとは全然違う発想によるもの。短時間で注意を引き付けて印象付けさせるというCMの使命は十分以上に果たされている。LTEにまで気が回るか否かはともかく。
次回以降のCMが非常に楽しみになってきた。餃子を投げるわけじゃないだろうけど、どんな切り口をしてくるか、期待したい。
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