「これは評価が低くても仕方がない」FacebookのCMを観て思ったこと

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当方はテレビを観る環境を自宅に持っていないのでリアルタイムでは観ていないのだけど、最近FacebookのテレビCMについて低評価......というよりはむしろ非難に近い意見を多々見聞きするようになった。そこまで話題に登るのならプロモーションとしては成功じゃないのかなと思いつつも、どうしてそこまで酷い意見が多いのだろうかと首を傾げることも。で、先日Facebookの公式アカウントがそのCMを公開しているのが分かって観賞したところ、「ああ、これならあの酷評も仕方がない」と思った次第。

これ、先日【言いたいことは分かるけど、子供にそれを言わせちゃダメでしょなリクナビNEXTのCM】でも紹介した、リクナビNEXTのCM、そして以前問題視されたアマゾンキンドルの日本での最初のCMと共通の問題点があるんだよね......ってリクナビのは公式でも動画が削除されてるな。


語っている内容はそれぞれ別のものだけど、共通しているのは、作り手側の感性を無理やりに視聴者に押し付けるような構成、アナウンス。洗脳、というと表現がキツいかもしれないけど、創りの悪い啓蒙映像のような、アピールしたい内容のプッシュがきつすぎるんだよね。そう、今流行の言い回しを使うとするのなら、意識の高い人によるドヤ顔的なお薦めって感じで。よくあるパターンとしては、タイアップ系の漫画やアニメ、教育漫画で広告主側に配慮しすぎて、色々とぎこちなく、違和感を覚え、単なる押し付けとなってしまい、作品としては失敗したような、そんな雰囲気(その意味では先日のシュタインズゲート×IBMの短編アニメは非常に上手くやってると思うヨ)。

Facebookに関しては、こんな話もいただいた。


「20世紀少年」云々はともかく、言いたいことは分かるけど、Facebookを知っている人も知らない人もドン引きしかねないよなぁ、というデザインセンスであることは言うまでもない。そりゃ確かに「いいね」のアイコンがシンボル的に使われているのは分かるのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月11日 07:09に書いた記事です。

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