ウチに来たレターパック。この「言い切り」が素晴らしい! pic.twitter.com/ko7VYTH8hN
— 青銅 (@saysaydodo) 2014, 10月 30
@saysaydodo 元々、下の方に注意書きしてありましたが、見辛いので大きな文字になりました。
今年後半生産分からなので、まだ下の方に書いてあるバージョンも流通してます。
— 日生 優@短気な平和主義者 (@hinase_yu) 2014, 10月 30
先日本家サイトの記事【日本郵便の代金引換サービスが変わる・悪用防止が理由】でも触れたように、犯罪行為に悪用されるのを防止するため、郵便局の代金引換サービスの仕様が一部変更になる。これと同じように、【「レターパック、宅配便で現金送れ」は全部サギ】でも解説している通り、レターパックや宅配便で現金を送るように指示されている通販関連の話は、原則的に全部詐欺と思って間違いない。個人ベースでのやり取りならば知らなかったということもありえるけど、業者ともなればそれでは済まされない。
そのレターパックに関し、今年の後半生産分から、大きな文字でこの警告文が記述されるようになったとの話。当方はレターパックを使う機会そのものが無いので知らなかったんだけど、確かにこれは効果絶大。仮にレターパックで送るように指示がなされても、そのレターパックにこんなことが書いてあるならば、あまり実情を知らない人でも「え、そうなの?」と疑問に思い、郵便局などに問い合わせをする。そこで被害が事前に防げることになる。
100%完全とは言い切れないので、断定形で表現するのはどうよ、という意見もある。でも「かもしれない」「きっと云々」という、異なる場面の可能性をにおわす表記にすると、特にシニアの人たちは「私は大丈夫」と例外事例を勝手に自分に当てはめてしまうんだよね。だって送金が絡む詐称の話って、概してお金を送る側に有利になりそうなものだから。「他人は騙されたかもしれないけど、自分は大丈夫に違いない」と断定してしまうんだよな。だからこの場合は「すべて詐欺」という断定形で表記するのが正解。
ちょっとした変更点ではあるけれど、非常に効果的という点で、高く評価したい施策ではある。
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