日本を襲う「人手不足」の波... 24時間ピンチのコンビニ、ものづくり企業も廃業 http://t.co/0QCW2vnprF >アルバイトでも、より労働環境のいい職種を選ぶ傾向が顕著に表れる 何でそんなごく当たり前のことを「良くない風潮」みたいな言われ方されないといけないのか
— 柳瀬那智@∞Material編集制作担当 (@nachi_yanase) 2014, 11月 2
昨今の人手不足の一因には、長年の「サービス精神的なリソースのコストダウン」があるといわれている。職人芸を持つプロの人たちが、本来対価をいただくべきところをサービスとしてやっていたため、それが常用化してしまったため、その技術に関して継承するだけのリソースが用意されずに継承できなくなってしまったという話。それはそれで一理ある。ただそれって一因ではあるけれど全部ではないし、それが良くない話であると認識されているのなら、直していけば良いだけの話。
で、指摘の通り、労働市場の需給問題については......というか労働市場に限らず、「より労働環境のいい職種を選ぶ傾向」ってのは当たり前の話であり、なぜそれが良くないことのように表記されるのか、非難の対象的に扱われるのか、確かに首を傾げてしまう。
「本来なら、経営が続けられる会社」「廃業の要因は経営難ではなく、人材難だった」人が集まるような人件費出せないのは経営難って言うんだよカス。
— くろべこ (@kurobeco) 2014, 11月 3
つーかね、前も書いたけど、90年代後半から「労働者の会社の信頼関係」を徹底的に破壊しておいて、今更「お給料ちょっと増やしたのに人が来ません」とか馬鹿なの? 死ぬの? 例え今ちょっと時給が良くても、都合が悪くなると切られたり待遇が悪くなると見切られてるってことだろ...
— 林司 (HAYASHI,Tsukasa) (@Archangel_HT) 2014, 11月 3
だから景気悪い頃から「買い手市場だからって労働者に横暴なことをすると売り手市場になった時に仕返しされる」って散々言ってたのにな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
「売り手市場になることなんか永遠にない」と思い込んでいたんなら、それがデフレ脳ってやつだ。んで、この先立場が逆転することなんか絶対にないと思ってやったことって、相手の本性だと思うものだから、まあ失われた信用を回復するのは大変だろうな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
近年の就活で、企業側も「落とす為の面接」をやるものだと考えるようになった為に、圧迫面接とか就活生のプライドを踏みにじるような不必要な侮辱を行うようになったら、そら立場が変わったら企業なんか信用しないよね。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
長期不況の前もやっぱり好不況で就活の立場関係が変わったものだが、そりゃあ条件面でどっちがイニシアチブ持ってるかってだけの話だったわけで、幾ら就職難でも最近聞くような侮辱的な面接の話なんか聞かなかったな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
それはやっぱり、人手不足になったら頭下げてでも良い人材に来てもらわなきゃならないからで、先々立場が逆転するかもしれないと思ったら今立場が強くてもそこまで横暴なことは出来ないって話なんだよな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
不況下の就活生が面接で大したことないオッサンから侮辱されるのってホントに可哀相な話で、そもそも大学出たての若い衆が多少ボンクラだからってそんなのは他人様からそこまで罵られなきゃならない筋合いのことじゃないんだ。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
そんな偉そうに若い衆を罵ってるオッサンだって新人の頃はボンクラだったんだからさ。企業側が「落とす為の面接」をやるのは、単に不況だから求職に対して求人が追いついていないからってだけの話で、いわば社会の側の責任であって若者がボンクラなことが悪いわけじゃないんだ。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
でも、企業側は欲しいと思っている以上の求職者がいるから落とさなきゃならないわけでしょ。その場合、相手がボンクラだからってことにしちゃえば相手のせいに出来るから、ボンクラで当たり前の若者をわざわざボンクラ呼ばわりして罵るわけさ。でも、それって理不尽なことだろう。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
「弊社には優秀な人材以外必要ないんだ」みたいな顔して反っくり返ってみたってさ、社会の多数派である凡庸なボンクラも養えないような企業に社会的な存在意義なんかあるかよって話なんだよね。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
「養う」って言い方に語弊があるなら、ボンクラにはボンクラなりの使い道ってあるんだよ。ボンクラを使う能もなく優秀な人材でないと回らない企業活動なんてのはそもそも企業組織としてボンクラなんだって話なんだね。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
優秀な人間の集まりでなければ優秀な企業たり得ないってのは、要するに組織としてダメな企業だって話なんだよな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
んで、今まさに大学を専門学校紛いのものにしろとか新卒で即戦力になる人材が欲しいとかアフォみたいなこと言ってるわけでしょ。これで人手不足が本格化したらどうする料簡なんだろうね。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
前から言ってるけど、企業側の言う「即戦力となる人材が欲しい」ってのは裏を返せば即戦力となるまでのトレーニングを求職者側が持ち出しで負担しろって意味にしかならないんだよ。人手不足が今以上に深刻化したら、求職者にそんな負担を要求すること自体が馬鹿げているって話になる。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
人手不足ってどんな状況かって言うとな、その辺のボンクラをごぼう抜きしてきて、何とか一人前になるまで企業側が育てなきゃならなくなるってことであって、求職者側に育成のコスト被せようなんてのはまさしくデフレ脳が妄想する寝言みたいな話なんだよな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
高度経済成長期の集団就職なんてまさにそんな話でさ、集団単位で引っ張ってきた人間なんてボンクラの集団に決まってるじゃないか。それを企業側が何とか一人前に育成してようやく事業が回っていたんだよ。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
@chronekotei あと人材育成を省いた組織という事は、何かミスしたらすぐにクビ切って別の人材と入れ替えたいという安い経営戦略を持っている様にも見えるんですよね (^_^;) これもデフレに過適応したその場凌ぎの発想というか。
— 内海 (@u23mjag) 2014, 11月 3
人事や労政なんかもそうなんだけど、もういい加減企業は必要なコストを払わずにすでにあるものを持ってくるってデフレ脳的発想から脱却しなきゃ先行真っ暗だぜ。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
@u23mjag 「即戦力」って手塩に掛けて育てた人材じゃなくて、取り替えの利くアリモンって意味でもありますから、エクスペンダブルと考えているのが見え見えなんですよね。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
いやホント、これって典型的なデフレ脳、ゼロサム脳的発想なんだよね。経済が縮小することでダブついた人材を何のコストも払わずに買い叩いて儲けたような気分になるってのが。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
そこら辺に即戦力となる優秀な人材がダブついてるってことは、要するに物凄い勢いでビジネス環境が悪化しているってことなんだからさ、その流れを逆にしないと下手すりゃ自分のところも潰れるって考えない辺りが莫迦だって話がこの間のまとめの結論なんだよな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
もうね、今の企業経営者たちの「景気が好くなったらどうなるか」についての想像力の欠如には目が眩むものがあるよ。あまりにも不況が長すぎて、経済って好不況が循環するんだって当たり前の常識すらなくなっている。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
つか、すでにビジネスを成功させるには景気が好くなければならないと謂う、疑いの余地もない常識すらなくなっているんじゃないか的な感すら覚える。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
もうあの連中が経済政策に対して頑迷で愚かなことしか謂わないのは、景気良くなったらどうして好いかわかんないからじゃないかって疑念すら覚えるな(笑)。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
マジで、景気が好くなって事業収益が上がってきたらどうして好いかわかんないんじゃないか(笑)。多分大多数の現役の経営者って不況期の経営経験しかないわけだから(笑)。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 3
企業ってのは基本的に勝ち逃げの考えでの運用はやってはならず、ゴーイングコンサーン(永久に継続する)の考えで経営される必要がある。当然周辺環境も色々と変化していくわけで、その時その時に臨機応変に対応することも大切だけれど、今の状況が常に継続するとの前提で、体制をそればかりに一本化してしまうと、変化が生じた時に対応しきれなくなる。人材に関する起用方法の固定化は、まさに短期的な発想で中長期的な会社の体質まで変更してしまった副作用が出ていると考えれば道理は通る......
......ってこれ、アレだな。恐竜の進化と滅亡のプロセス(と言われているもの)に似てるな。進化論ってやつ? 特定環境に特化すると、その環境が変わった時に対応できなくなるというもの。で、人材周りの話に関しては、多くの指摘もなされていたし、人材の育成周りに時間がかかることってのはちょいと考えればすぐに理解は出来るはず。「無ければどっかから買ってくれば(=引き抜く)いいじゃん」ってのは、その状況に陥った時には市場そのものが不足状態にあるのだから、引き抜く余力そのものが存在していないという罠だったりする。
種をまいて育てずに果実が欲しい。でもその果実を得るのに必要な原資は、種をまいて育てないと得られない。ああ、これは論理的に無理がある。ちょいと考えればわかりそうなものだけどね。
人を育てることを軽視している、環境整備を怠ると、雇用市場が変化した時に、周囲がこれまでの行為をしっかりと見定めて、それに反応する。すき家のアルバイト募集が好例なんじゃないかな。仮に時給を3000円に上げれば人員は確保できるかもしれないけど、継続就労期間は大した長さじゃないと思うよ。言われているような労働条件が継続していれば、の話だけど。
......逆に、さ。これまで「本当の意味で」人材をしっかりと育てて、保護し、重視してきた企業は、今のような環境においては、むしろ大いに伸びるんじゃないの? 報道もむしろそういう企業を積極的に取り上げるべきじゃないかな。良い事例として。
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