喫茶店で領収証を切ってもらう時に「宛名は上様でいいですよ」って言ったら、カタカナで「ウエ様」って書かれて唖然としたことがあるけど、今の子って時代劇とかロクに見る機会がないから、上様って言われてもわかんないよねえ、って気の毒に思ったり。
— ソノヤマ・タカスケ/T.SONOYAMA (@T_SONOYAMA) 2014, 11月 5
領収書のあて名として使われることが多い「上様」。目上の人、特に身分的に上にある人に対して使われる「上様(うえさま)」から転じて使われたという話が有力。「●×さん」が「●×様」から転じたような感じ、かな。もっとも「上得意」からの変化とする説もあるけど。一方で領収書の宛名に「上様」と記載されている場合、何らかの監査が入った際には正式なものとして認められないことが多々あるのでご注意を。
......という話はともかくとして。語源と言われている、お殿様などに使う「上様」って言い回しを見聞きしたことが無ければ、単に口頭で「うえさま」と言われれば「上様」に結びつけるのは確かに難しいかもしれない。無難なところでカタカナ表記をしてしまう。つまりそれは「上」ってのを苗字と認識してしまっていることにもなるのだけど。
「ウエ様」に加え、似たような話で、会社名の前に付ける「(株)」について「まえかぶでお願いします」と説明したら、そのまま「マエカブ」とされてしまったことも合わせ、一度ずつ実体験があるから、あながち「またまた面白話を創ってるのね」というツッコミにも対処可能。
でも店員が時代劇を知らなさそうだからといって......
@T_SONOYAMA その方...世の顔見忘れたか!う...上様!?ええい...上様の名を騙る不届き者め!であえ!構わん切り捨てい!! の上様でお願いします!
— 氷川へきる/CPN4巻7/25発売! (@hekky3) 2014, 11月 5
と説明したのでは警備員を呼ばれるのがオチだと思うのね(笑)。
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