「プロメテウスの罠」が今なお連載を継続中で新聞協会賞受賞の撤回も無い件について

| コメント(0)


二つの吉田問題のうち、吉田調書とそれに関連しての「プロメテウスの罠」をはじめとした原発関連の報道における数々の問題を今なお露呈し、風評被害を浸透させ続けている朝日新聞。その朝日新聞で厚生労働省の発表を基にした「先天異常変化なし」という類の記事が掲載され、それを評価した方々のお話。特に「いちえふ」の竜田一人先生による言及は、色々な意味で重みがある。オール・オア・ナッシングでないことを感謝したい記事であることに違いは無い。

一方で現状の朝日新聞や「プロメテウスの罠」に関しては、次のような指摘もあり、その通りの状況に違いないのも事実。


業界内の仕組みによる賞だから、一度決まったものはそれを取り消すには色々なしがらみが云々というのも、理由としてはあるのだろう。一方で、形としてそれが残っている限り、内容に関して真偽性が多分に疑われ、それが新聞社自身の信用性の問題にも係わるものである、少なくともその小さからぬ要因となっているものを肯定し、賛美している状態は続いていく。つまり反省する姿勢そのものが無いということになる。あるいは吉田証言のように、30余年過ぎるか、担当者が鬼門に入らない限り、撤回はしないのだろうか。

また、「いちえふ」の作者先生と朝日新聞に関しては、こんなことも語られていたので、ついでながら。


......やっぱり根底部分から、朝日新聞って色々と首をかしげるような状態なんだろうなあ、と思わざるを得ない話ではある。どうしても端々に出てしまうんだよね。ホント。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2014年11月 6日 08:09に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「自営業・自由業のお仕事先との関係とお金周りのガイドラインのお話」です。

次の記事は「「生きがいのために仕事をやるよ」が業界全体の賃金バランスを崩しかねない状態になっている件について」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30