あさイチにて、電子書籍で高齢の方がラノベを購読していることが判明
店頭だと表紙が恥ずかしいのを回避できるとか。 pic.twitter.com/9mGOAKYFyf
あさイチの特集で電子書籍でラノベを読んでいる高齢の方の感想 pic.twitter.com/pOiyWDFpY5
— 悠人 (@wacchihanow) 2014, 11月 4
一定調査対象母集団数による調査ではなく、あくまでもいくつかの事例を挙げての話であることから、ごく少数のパターンの可能性も否定できないけれど、その手法としては「ああ、なるほど」と思わせてくれる事案。詳しくはリンク先で確認して欲しいけど、「高齢者がラノベを電子書籍で買う。書店で購入するのは表紙が恥ずかしいから」という事例を挙げて、電子書籍のメリットや高齢者のデジタルコンテンツの需要周りなど、色々な話を想起させてくれる。
コンビニで18禁の雑誌がそれなりに売れていたのは、気軽に買えるから。ただそれは同時に不特定多数の人の目に触れることでもあり、現状では環境整備の上で、敬遠されることになった。またインターネット通販、特に書籍周りが盛況な理由の一つに挙げられるのが、18禁系をはじめとした「他人の目に触れられると恥ずかしいタイプの商品」を、気兼ねなく購入できること。電子書籍は履歴などが残ってしまうものの、物理的な存在を手元に残し、第三者に知られてしまうリスクを思いっきり減らせるという点では、確かに便利でステキな存在かもしれない。
同時に気になったのは、「表紙が恥ずかしいから」との発言。ラノベが売れている理由って、多分に表紙や内部のカットのビジュアル部分があるんだけど、それが仇になる市場もあるってことかと気が付かせてくれる。そういや「人間失格」も表紙を変えた版が大いに売れたという前例もある。
仮に有力なラノベの表紙やカットを、普通の文庫本的なものに切り替えた版を創ったらどうなるんだろう。もちろん少し文字を大きめにするとかの配慮も施した上で。売れなきゃさっぱり売れないでオシマイなんだろうけど、面白い発想かもしれない。
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