弁当で使った米の残りを食ってるんだけど、僕の家では米粒は何があっても残してはならないルールだった。昭和の家庭では当たり前の話だけど、我が家では「お百姓さんに申し訳ない」と「米を粗末にすると目が潰れる」が混ざって「米を無駄にするとお百姓さんが目を潰しに来る」という話になっていた。
— 4.5P (@yontengoP) 2014, 11月 10
先日のハロウィンにおいても、幼稚園だか保育園のイベントではハロウィンと節分がごちゃごちゃになったようなものとして開催されているという話を見聞きし、伝統文化や民間伝承の類は少しずつ地域や時代の流れと共に土着のものと融合し、姿形をかえていくのだなあ、という社会文化的なものをうにうにと頭の中でめぐらしながらのお話。
当方も「ご飯粒は残さず食べなさい。お百姓さんに申し訳ない」というしつけは受けていた。目がつぶれるってのは無かったけどね。ACの「もったいないおばけ」のCMは随分と想像をかきたてたものがあったけど。
で、今件の場合はそれと同時に「お米を粗末にすると目がつぶれる」という伝承があったようで、それがよりによって融合してしまい、「お米を無駄にするとお百姓さんが目を潰しに来る」という形で伝わっていたという。お百姓さんのイメージがアレになってしまうという点では少々問題があるけれど、子供にはよりリアルな教訓になったことには違いない。
さらになまはげが混じって「米を無駄にするとなまはげにまたがったお百姓さんが目を潰しに来る」にしよう(待て)>>公式RT http://t.co/SLFRBnSnN7
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 11
@moegi_kaoru 米を粗末にしたごいねえかあああああ。
— 杜若 あやめ (@kakitubata52) 2014, 11月 11
それを見た海外の人が「オー・ジャパニーズ・サタンクロース」と評して、日本風のクリスマス風景として伝えられる次第(うそ)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 11
最後の「海外の人」云々ってのはともかく、なまはげと融合してまたがってきたり、お百姓さんがなまはげになって襲いかかってくるってのは、融合形式としては十分ありえそう。......いやマジで地域によってはそんな感じで融合した形の教訓として伝わっているところもあるかもしれないな。
お米を残さず食べた子供の枕元にはお餅とミカンが、残した子供にはなまはげがやってきてさらわれてしまう、みたいな。なんだか怖いサンタみたいだ。
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