「小学館の編集者を見たら犯罪者と思え」と言われたら怒るよね? 当然だよね!? http://t.co/r8FrKQcFqk で触れたビッグコミックの「医者を見たら死神と思え」。連載開始号を店で見て驚愕しました......
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 12
ビッグコミック http://t.co/GAqj2zHZVH 「表紙の人物 近藤誠」。よりによって表紙。しかも「告発者」というキャッチコピー付き。とても中身まで目を通す気力はありませんでした。 pic.twitter.com/XJ7JUc5dCG
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 12
【「小学館の編集者を見たら犯罪者と思え」と言われたら怒るよね? 当然だよね!?】などでも触れた、小学館のビッグコミックで連載予定だったエセ医学をテーマにした「医者を見たら死神と思え」。そのエセ医学の主導者の一人近藤誠氏を監修に据えてるあたりで「これは漫画なのでフィクションなので問題ナッシングーみたいな、というか、感じぃ?」的な言い訳は通用しない感が強いのだけど、先日その連載のスタート号が発売されていたのを店舗で目に留めた......というか、正確にはほとんど忘れていたのだけれど、雑誌コーナーに並ぶ新刊の中で、同誌の表紙が目に留まって愕然とした次第。とてもじゃないけど立ち読みですら目を通す気力も勇気も無く。買うのもシャクなのでその場を後にした次第。
何度も以前に触れているけれど、タイトルそのものだけで十分名誉を棄損するものであるし、「告発している側の主張だから問題ない」って理屈も通らない。それがOKなら「意見の主張、告発であれば、どのような内容を語っても、大きなメディアで述べても許される」ことになる。そんなバカな。
@Fuwarin 天智と天武の広告でも露骨に現政権批判やってましたし、こういうのがかっこいいとしか考えない人たちだけでストップかける能力が無くなったと思われます。編集会議で全く問題にならないところまで小学館は堕ちたと思ってよいかと。
— 茶請け (@ttensan) 2014, 11月 12
(直接は関係ないとは分かっていても「築地魚河岸三代目」のイメージがどん底まで落ちてしまったのは残念でなりません(´・ω・`) )
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 12
@Fuwarin 小学館といえば、統合失調症の典型例である電磁波過敏症の妻をネタにした漫画をかかせていてびっくりしました。ある水準に達した統合失調症は治療しないと必ず悪化するので、編集部はこのまま見殺しにする気なのかと思いました。
— NoMarketNoLife (@NoMarketNoLife) 2014, 11月 12
.@NoMarketNoLife 『かびんのつま』ですね。「漫画だから何やってもいい」「どの道拡散力は限定されるから問題ないでしょ」との免罪符を振り回してやりたい放題な感じがします。「美味しんぼ」で味をしめたのかもしれないですね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 12
.@NoMarketNoLife 見方を変えればそのような症状を実際に背負っている方々を煽動商法のネタにしているようでもあり......不幸な人が増えるばかりで。漫画は読んでいる人も、関係者も皆、心が豊かに、幸せになるべきものだと思うのです(´・ω・`)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 12
@Fuwarin おっしゃるとおりで、ガンも統合失調症も、漫画の内容を真に受けて治療をやめると不幸な死人が出るわけですから、小学館のやり口は悪質としか言いようがないです。
— NoMarketNoLife (@NoMarketNoLife) 2014, 11月 12
@Fuwarin
(゚∀゚)拡声器でデマ流して批判を受けたら両論併記とか言い訳の奴を出すんだろうなぁと。当該作品は最早見るに値しない。
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 11月 12
これは邪推かもしれないけれど、「ビッグコミック スピリッツ」の美味しんぼ、「ビッグコミック スペリオール」の「かびんのつま」、そして「ビッグコミック」の「医者を見たら死神と思え」と、すべてがビッグコミック系列なんだよね。同じ小学館でも「妖怪ウォッチ」特需が吹き荒れている子供向け雑誌(何しろあの「小学一年生」「二年生」ですらその恩恵を受けている)と比べ、少年・青年コミック誌は軟調な状況が続いている。同じ小学館の中で焦りを覚え、立場も窮するようになり、ハイリスクな手立てを講じるようになったのかなあ、と。あるいはそのような状況に付け入る、その類の方々の巣窟と化しているのかもしれない。
いずれにせよ、弱者の恐れを悪用して注目を集める手法ってのは、認知されるべきではないし、コミック誌そのものに対する冒涜であるのと同時に、大変よろしくない事態を招きかねない。色々な意味で。
「両論併記」ってのは先の「美味しんぼ」でやらかした手口。最後に免罪符的に、プッシュしてきた似非科学的・妄想的な内容の主張と、正論・科学的なものを「同列に」並べることで、「双方の意見をちゃんと掲載しましたよ」「だから僕たちは公正です」と逃げを打っている。実際には模写のシャガールと本物のシャガールの作品を同列に並べて、同じような作品ですと展示しているのに等しい暴挙なのに。
次号説明によると、今作品は次号も大プッシュらしい。幼児向け雑誌の、「妖怪ウォッチ」の小学館が、「エセ科学を漫画で推奨する、社会的に罪悪な存在の」小学館にならないことを祈りたいものだけれど。
ちなみに「美味しんぼ」問題が起きた期間のスピリッツの印刷部数、それ以前と同じペースで落ちている。煽動作品によるドーピング効果は無かったということだね。
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