発売店舗が長崎県内のローソン105店舗に限定されるってことで汎用性が低いこともあり、本家サイトでの掲載は見送り。ただ、その形状や中身が個人的にお気に入りだったので、覚え書きも兼ねて。
先日の「メロンパンの皮」とも似たような雰囲気を持つ菓子パンではあるんだけど、いかにも「ぼくが考えた最強の菓子パン」的な発想(純粋な褒め言葉)をそのまま体現化し、しかも一般店舗に並べる商品として洗練化している点で、ポイントは極めて高い。「まるごと何とか」ってのは結構あるお菓子やパンのスタイルではあるけれど、それをかぼちゃでやられると、「こりゃ一本取られた」感がある。店舗にこのパンがずらりと並ぶと、おおっと驚かされることは必至。
しかもかぼちゃを随所で使ってそのぎ茶でアクセントを添えている。ああ、緑の周辺部分がクッキーなので、メロンパン的な食感が楽しめるのか。しかもクリーム入り。かぼちゃ独自の甘味とお茶の渋みが合わさりあい、双方の味をさらに底上げしていくんだろな。
今件のような「なんとか学校の生徒が考えた」ってタイプの商品、ローソンではよく開発されるんだけど、原材料の確保の難しさから、大体がその開発された地域の店舗のみでの発売になる。馴染み深いものだから宣伝もし易く売上も期待できるということなんだろうけど、やっぱり地域外で購入できないのを知ると残念だったりする。今件の「まるごとかぼっ茶パン」もしかり。
発想はシンプルで原材料の問題をどうにかすれば他のハードルは容易にクリアできそうなんで、来年あたりに全国版として登場してくれないかなあ、という淡い期待を覚え書きに代えて。
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