あと、桜島ノ火砕流ガー!!がどれだけオバカな言い草であるかはこれを見れば判るかと。
......地図を見る習慣は必要ですよ。 pic.twitter.com/4wxsg95X7s
— KGN (@KGN_works) 2014, 11月 12
先日再稼働が決まった九州の川内原発に関して、やはり多種多様な方面から進言忠言妄言の類がちまたに流されている。その中の一つに挙げられるのが、桜島の火山活動が活発化し、火砕流によるリスクを考慮する必要がある云々というもの。固有名詞だけを見聞きすると、頭の中には双方とも南九州にあるというレベルのものがイメージされるので、そんなものかもなあ、という印象も受けてしまう。
でも地図を見てみると、あれ、という感は否めない。
単純な距離上の問題は地図にある通りだけど(桜島から川内まで直線で約50キロ強。鹿児島市役所までは5キロ。ポンペイの大噴火におけるヴェスヴィオ山からポンペイへの距離は10キロ強)、高低差をはじめとした各種地形まで考慮すると、色々な意味で無理があることが見えてくる。
つまり鹿児島市が溶岩流で壊滅して何万人死のうがどうでもいいけど、川内原発に被害があったら東京まで風に乗って放射能が来るかも!キャー怖い!動かすな!って人達なんですよ。クズなんですよ。ほっとけばいいんですよそんなアホは。
— tadataru (@tadataru) 2014, 11月 12
つか、これだけ離れた距離の原発が壊滅するような噴火だと、噴火の影響だけで九州滅ぶし、時間置いて巻き上がった火山灰で北半球も寒くなって滅ぶ
— 各務原 夕(暗黒非合法小学生) (@nekoguruma) 2014, 11月 15
九州どころか東南アジア全体に多大な影響が生じかねない。鹿児島市だけじゃなくて薩摩川内市まで滅んでしまう。
無論、確率論的にはゼロでは無い。一方で、ゼロかゼロ以外かのみでの判断、いわゆる二分法的な考えが、実際にはどのような内容を意味することになるのか。話を見聞きしてその印象だけで同意したり反発するのではなく、資料を見て検証することが必要ってことだな。
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