ホンネを語った財務省幹部って誰だろう?

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衆議院解散による選挙が叫ばれる中、色々な憶測、噂が飛び交い、報道各社は売り上げアップやアクセス数向上でほくほく顔的な状況。何しろ事実であるか否かの裏付けをされることなく、注目を集められるネタをいくらでも出せるのだから、これほど素敵なショーは無い。で、そのような中でこんな話も出てきて、色々とツッコミが入る次第。

解散するので消費税率の引上げが先送りという流れ自身ですでに矛盾が生じている感はあるし、仮にも国家公務員試験をパスしてエリート道まっしぐらの財務省幹部がこのような稚拙な意見を有しているだけでなく、さらに口にすること自体がおかしさを覚えるのだけど。


要はこれね。吉田調書周りの話でも触れたけど、この話が事実だとしても、色々とフェイクをかませて語っていたとしてもその内容から、情報源が特定される可能性って多分にあるんだよね。自分の首が一発で飛びかねないようなリスクを、たかだか一報道の取材で答えるような愚をしでかすのかしら。それとも相当な報酬でも握られた? いやいやまさか、そんな、ねえ......。

不二家偽証事件(不二家の内部関係者談として語られたことをソースにバッシングしたら、その関係者はニセモノで、語られていた内容もウソだったということが、不二家側から指摘されたお話)を思い返すばかりでなく、【おおかみ少年は次第に村人から信頼されなくなる、一次ソースを開示できない報道もまた......】で解説の通り、一次ソースを明確化出来ない内容は、原則信じられないような状況だったりするのよね。ストーリーテラーにしても、もう少し学んだ方が良くないかしら、みたいな。

そりゃ確かにこんな話を幹部が語れば「ああやっぱり」的な感想を抱く人もいるだろうけど、これって財務省自身にとっても冒涜されているようなものではないのかな? 「財務省って幹部でもこんな人材しかいないの?」と言われているようなもんだから。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月17日 06:35に書いた記事です。

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