すごいこれ。【本の書きだし】がばんばん表示されるサイト。物書きさんは触発されて興奮すると思う。私も今すごくドキドキしてる http://t.co/tJsJv2o09U
この発想は素晴らしい>>公式RT http://t.co/yPnH30beZm 本の書きだし http://t.co/aelymjHncD pic.twitter.com/GY0YUBvzZ1
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 18
「これは凄い」という話を目にし、実際にアクセスしたところ、凄いというよりはしてやられた、この発想は無かったわ的な感覚に襲われたのが、この「本の書きだし」というサイト。説明やサイトのビジュアルを見ればその内容は一目瞭然で、色々な本の書きだし部分を1行程度ずつ抽出してずらりと並べ、色々な大きさで表示する。気になる書きだしをクリックすると、その書き出しが収められている本の表紙、アマゾンのアソシエイツリンク、そして本に関するツイートボタンが出てくるという次第。そこ経由で本が買われればサイトの運営側に報酬が......というビジネスモデル。
小説などの書きだしの部分は「つかみはOK」の話ではないけれど、とにかく読み進めてくれるようにと、それなりにノリのよい、ハートをつかむような内容であることが多い。その部分をずらりと並べるのだから、気になるに決まっている。そう、まるで電車のつり革広告のような、ネットの記事におけるタイトル論的な話でもある。
新刊は次々に絶え間なく登場する。当然、書きだしの部分も次々新しいものがデータ化される。ほとんど放置状態で、常に新鮮な状態が維持され、新刊の様相を掲示することができる。システムを構築するまでの手間、そしてなによりも発想をまとめ上げるまでは大変だけど、一度出来上がれば最小限の手間暇で、素晴らしいコンテンツを提供し続けてくれる。これぞまさにウェブにおけるステキコンテンツ。
API絡みの解析とかプログラムが出来る人を、つくづく羨ましいなあと思うのはこんな時。アイディアをそのまま体現化し、多くの人に使ってもらい、便益を提供し続けられる、そんな素敵な仕組みを創生できるのだからね。
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